★著名人からのコメント(五十音順/敬称略)
小池健(アニメーション監督)私はスナイパーの逃し屋がお気に入り。そのスナイパーを含めた逃し屋チームのスピンオフが観たくなるほどキャラクター陣が魅力的すぎます!
独特の世界観のディストピアを舞台に謎とハラハラする人間関係のドラマ
ド派手なスペクタルアクションはアイディアたっぷりで見応え充分でございます。
うちに秘めた信念を持つ主人公と大義を背負うライバルとの展開でラストまで一気に引き込まれる構成がたまらない。
阪元裕吾(映画監督)荒廃した近未来の東京で、改造人間とヴァンパイアとヤクザが戦う。
このあらすじだけでただならぬものを感じる本作ですが、人間の尊厳を巡る真っ当なドラマも盛り込まれており、どの層がみても心に刺さること間違いなし!僕が大好きな「狂気の敵女幹部」もいて隙なし!
ジャガモンド斉藤(映画紹介人/終わらないコンビ)激しい! ひたすら爆走! キャラクターも躍動感に溢れている! その一方、死を描く時の "静" は異様な悲しみを帯びていて、胸にくる。語られすぎないドラマパートも熱い。
そして、ヤクザが浮いている! この世界観から確実に浮いているヤクザの皆さんががんばっている! その姿に、なんだか心掴まれてしまった!
千羽由利子(アニメーター/キャラクターデザイナー)南雅彦(アニメーションプロデューサー)初見の世界観。プロローグ的には未来の世界のようであるが、セリフを追っていくと過去のようでもあり、現代のようでもある。映像をみると異種でグロテスクな容貌の者たちばかりでまるでファンタジーの世界である。しかしこの訳のわからない世界で生きている者たちにはみんな煮えたぎるような血が通っている。主人公はキサラギという男前だが彼が物語を動かしているわけでない。画面に現れる全ての者たちがシーンごと、カットごとにこの物語を動かしている。観ている者たちの視点は次々と変化させられていき、どの世界でももうどうでもいいやという絶望感と、とてつもない爽快感。これこそが谷口悟朗だ。
むらたん(漫画家/イラストレーター)吉浦康裕(アニメーション監督)冒頭から叩きつけられるノンストップアクション!
からのセンスオブワンダー溢れる魔改造された新宿の描写!
からのクセが強過ぎる魅力的なキャラクター達!
そのつるべ打ちにハートをがっちり掴まれたところで否応なしに盛り上がる更なるアクション!
谷口監督の冴えわたる感性を全身全霊で浴びることのできる王道娯楽アクション映画の快作です!
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