• 大河ドラマ『光る君へ』の世界を小説で描く/秋山香乃書き下ろし長篇小説『無間繚乱』
  • 大河ドラマ『光る君へ』の世界を小説で描く/秋山香乃書き下ろし長篇小説『無間繚乱』
2024.01.30

大河ドラマ『光る君へ』の世界を小説で描く/秋山香乃書き下ろし長篇小説『無間繚乱』

無間繚乱

2024年NHK大河ドラマ『光る君へ』の世界を歴史小説の気鋭・秋山香乃が華麗に描く書下し長篇小説『無間繚乱』が登場! 大河ドラマで描かれる世界を、小説でも楽しんでみよう。

放送中のNHK大河ドラマ『光る君へ』の世界観を小説として楽しめる『無間繚乱』が2024年2⽉1⽇(木)全国の書店・ネット書店にて取り扱いが開始される。

愛され続けた女性(ひと)、愛し続けた女性(ひと)。
明るく聡明で美しい定子よ内気ながら慈愛に満ちた彰子の一条天皇をめぐるふたりの后。

第66代一条帝の辞世の句を、内覧並びに左大臣の藤原道長は 「露の身の 草の宿りに 君をおきて 塵を出でぬる ことをこそ思へ」と書き留め、 帝に親しく仕えた権大納言藤原行成は 「露の身の 風の宿りに 君をおきて 塵を出でぬる 事ぞ悲しき」と記した。
道長は歌の中の「君」は中宮彰子を指すのだと解したが、 行成は皇后定子を呼んだ言葉だと確信をもって綴った。
死ぬ間際に一条帝が呼びかけた「君」とは、誰なのか。 関白内大臣藤原道隆の娘・定子と、時の権力者左大臣藤原道長の娘・彰子。 ともに一条天皇の后として藤原氏の権力争いに翻弄された ふたりの女性を中心に展開される華麗なる平安の物語が、長編小説として描かれる。

著者である秋山香乃からはコメントが寄せられており、
あれは四十年前、高校の古典の時間。
一条天皇を巡る二人の女性が、男たちの権力闘争に運命を左右され、かたや転落し、かたや上っていく。
そこにはどんな女の心と決意があったのか……と想像したものです。
ようやく形になりました。
と語っている。

全448ページに及ぶ平安の物語、ぜひご堪能あれ。

☆書籍イメージなどを画像でチェックする(写真4点)>>>

装画/甲斐千鶴

アニメージュプラス編集部

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