• 『ブルーロック エピ凪』石川俊介監督が島崎信長の熱い秘話を語る!
  • 『ブルーロック エピ凪』石川俊介監督が島崎信長の熱い秘話を語る!
2024.05.18

『ブルーロック エピ凪』石川俊介監督が島崎信長の熱い秘話を語る!

(C)金城宗幸・三宮宏太・ノ村優介・講談社/「劇場版ブルーロック」製作委員会

『劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-』の石川俊介監督が制作秘話を語るインタビューが到着! 制作に関する自身の意気込みや、主人公・凪誠士郎役の島崎信長に関する熱いエピソードが語られた。

『劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-』は『ブルーロック』シリーズ初の映画化作品。原作は金城宗幸・ノ村優介の漫画『ブルーロック』の外伝漫画(作:三宮宏太)だ。
「ブルーロック(青い監獄)」 に集められた300人の高校生FW(フォワード)たちが、世界一のストライカーを目指して己のサッカー生命とゴールをかけて挑むデスゲームのような作風は、「史上最もアツく、最もイカれたサッカーアニメ」として幅広い年代から注目を集めている。
『劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-』では、TVアニメ版と一部重なる時間軸で、<天才>凪誠士郎を主人公に、その覚醒の瞬間が描かれる。観客動員数100万人を超え、興行収入は15億円を突破する大ヒットで上映中だ。

今回は、『ブルーロック』TVシリーズ第1期では副監督として携わり、『劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-』で監督を務める石川俊介の独占インタビューを公開。
自身のターニングポイントとなったと話す『ブルーロック』への想いから、シリーズ初となる劇場版を制作する上でのこだわり、今回の主人公・凪誠士郎役の島崎信長や御影玲王役の内田雄馬などメインキャストとのアフレコ現場でのエピソードなど制作秘話も飛び出し、映画公開後の今だから明かせる内容盛りだくさんとなっている。

<石川俊介監督インタビュー>
──『ブルーロック』の映画化、そしてその内容が『-EPISODE 凪-』になると聞いた時の心境を教えてください。

石川 TVアニメの『ブルーロック』はメインスタッフとして関わる初めての作品で、自分にとってターニングポイントとなっている大切な作品です。なので劇場版で監督を任せていただけるということは、すごくアツく、滾るストライカーのような心持ちになりました。『ブルーロック』は自分の運命を変えてくれた作品なので、この作品が持っている熱を皆さんに届けられるように、尽力したいという思いでした。
──劇場版とTVシリーズの描き方において、変えた点やこだわった点はありますか?

石川 『ブルーロック』が持つ表現、熱量、人を震わせる力、そういう部分はTVシリーズからしっかりと受け継ぎつつ、『-EPISODE 凪-』を生かす上ではアオハル要素である心理的な表現が重要だと考えていました。今回難しかったのは、TVシリーズの一部映像も流用している点です。話が重なる部分があるからこその流用ですが、その中でも今回は「凪の物語」でなければいけないので、物語も映像面でも再構成が必要でした。そこに関しては脚本だけでコントロールできるものではなかったので、絵コンテを描きながら、バランスを見て、『-EPISODE 凪-』として作り上げています。別視点から描くことには難しさもあれば面白さもありまして、面白さという意味では、やはり凪、玲王の2人のキャラクター性がより深く見えてきたことで、自分も作りながらこの2人を好きになっていきましたし、2人のドラマ、精緻な人の成長を、しっかりと描いて形にしたいという思いがありました。

──『-EPISODE 凪-』では、視点が凪目線に変わって描かれていますね。

石川 TVシリーズでは潔のモノローグや語りで進んでいく部分を今回は凪の物語にしていかなければいけないのですが、そのまま置き換えるだけだときちんとした凪の物語になりません。なので、凪の視点から見た物語になるように、常に意識して調整していく作業が必要でした。

次のページは後半戦! 島崎信長や内田雄馬とのアフレコ秘話も語られる!

>>>『劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-』場面カットを見る(画像15点)

※「島崎信長」の「崎」は「大」の部分が「立」になる字が正しい表記。
(C)金城宗幸・三宮宏太・ノ村優介・講談社/「劇場版ブルーロック」製作委員会

アニメージュプラス編集部

RECOMMENDEDおすすめの記事

RELATED関連する記事

RANKING

人気記事