• 『ゲゲゲの鬼太郎』51周年上映会トークショーに野沢雅子、庄司宇芽香、藤井ゆきよが登壇!
  • 『ゲゲゲの鬼太郎』51周年上映会トークショーに野沢雅子、庄司宇芽香、藤井ゆきよが登壇!
2019.11.25

『ゲゲゲの鬼太郎』51周年上映会トークショーに野沢雅子、庄司宇芽香、藤井ゆきよが登壇!

【左から】東映アニメーション永富大地プロデューサー、野沢雅子さん、武良布枝さん、原口尚子さん、藤井ゆきよさん、庄司宇芽香さん


続いて、3人それぞれで交互に質問をリレーするコーナーに。

まず庄司さんから藤井さんへの「今までのゲストの方たちで印象に残っているのは?」との質問に、藤井さんは「パッと思い浮かぶのは狒々の回です(第55話「狒々のハラスメント地獄」)。小野坂(昌也)さんがいらっしゃって、休憩時間にエナジードリンクが飲みたいとおっしゃったんですけどスタジオにはなかったんです。それで「買ってきましょうか」って言うと「先輩扱いしないでくれ」っておっしゃって銘柄も教えてくれなくて。でも沢城さんと宇芽香さんと3人でそれぞれ別々のを買ってきて、どれがいいですかって。宇芽香さんが正解でした」と収録時の思い出を語った。

次に藤井さんから野沢さんへ。質問は「50年前に初めて鬼太郎を演じた自分に今の自分からアドバイスは?」というもの。野沢さんは「今の若い方はお上手なんですよ、全てが。私たちは右も左もわからなくて探り探りでやっていたんですけど、今の人はすっとドラマの中に入っていくんですね。私たちの頃は全然違いましたよね、スタジオの雰囲気も」と当時に思いを馳せた。そこで永富プロデューサーが「目玉おやじの田の中勇さんもねずみ男の大塚周夫さんも同じ劇団の先輩なんですよね」と水を向けると、野沢さんは「最初にスタジオに入った時はびっくりしました。3人ともオーディションを受けて偶然一緒になった」と語った。

また、第6期のぬらりひょんを演じている大塚明夫さんについて、野沢さんは「いつも頭が上がらないって言われるんですけど、なぜかって私はおむつを替えてあげてたから。赤ちゃんの頃はすごく可愛くて。まさか役者になるとは思っていなかったんですよ。(第6期を観た)私の友達からもお父さんそっくりだって言われるんですよ」としみじみ。

野沢さんから庄司さんへの「普段どんなことを考えたりしたりしてるのか?」との質問に、庄司さんは「歩くのが好きで、天気や気分がいい日には次の現場まで歩いたりします。現場で失敗したり消化できないことがあった時に人でいっぱいの電車に乗る気がしなかったり、一人になりたいっていう時に、気の向くままに知らない町を歩くとすっきりできるんです」と気分転換の方法を明かした。

ここで、事前にツイッターで募集された「うまくいったアドリブは?」という質問が3人に投げかけられると、庄司さんから「田中真弓さんと山口勝平さんは本当にすごいなと思いました。台本では全然何も書いていないところにアドリブを入れてくるんですが、ねこ娘は一緒に行動することが多いので(収録時のマイク位置も)間に挟まれる場合があるんですけど、本番中に唇を噛みしめながら笑わないようにしています」と、アドリブ“クイーン&キング”秘話が飛び出した。

さらに、3人がそれぞれ目玉おやじ、ねこ娘、犬山まなとして「ゲゲゲ忌」に来てくれたファンに感謝を述べる「生セリフ」も披露され、会場は大歓声に包まれた。

「ゲゲゲ忌」の会期中は、アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』51周年記念上映会がイオンシネマシアタス調布にて毎日実施され、第1期から第6期にわたるアニメ『ゲゲゲの鬼太郎』および『悪魔くん』の上映をはじめ、キャストやメインスタッフによるトークショーも開催される。また、水木先生ゆかりのスポットなど全13ヶ所を巡るスタンプラリーや、水木キャラクターのコスプレで「鬼太郎ひろば」で記念撮影を行うコスプレイベントのほか、『ゲゲゲの鬼太郎』(第6期)10月期エンディング主題歌を担当している「まねきケチャ」の特別ステージなどが開催される。さらに、「ゲゲゲ忌」開催記念の限定グッズ販売も。

●ゲゲゲ忌開催記念グッズ

Tシャツ:3000円(税込)※フリーサイズ
A4クリアファイル:500円(税込)
アクリルキーホルダー(全3種):各450円(税込)
歴代アクリルスタンド(全18種):各800円(税込)※ブラインド仕様


■「ゲゲゲ忌2019」イベント特設ページ
http://www.toei-anim.co.jp/kitaro/gegegeki/

(C)水木プロ (C)水木プロ・東映アニメーション (C)水木プロ・フジテレビジョン・東映アニメーション

文/小田サトシ

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