▲『魔進戦隊キラメイジャー』製作発表より。(撮影/松山勇樹)
■キラメイジャーの5人は全員キラキラ!?望月 それに宝石だからこそ、キラキラ、煌めく、輝くというテーマが出てきました!
——キャストのみなさんにも取材をさせていただきましたが(その取材記事は「ハイパーホビーVOL.15」(4/1発売)に掲載します!)、みなさん輝いていましたね。塚田 キラキラしていましたか?
——していました! 塚田さん、さすがだなと思います。望月 塚田さん、そういうところ持ってますよね。『マジレンジャー』の松本寛也くんとかね。
塚田 (笑)。まあ、寛也は僕らのアイドルだからね。
——キャストのみなさんにお聞きしたんですが、最終オーディションに15人くらい残っていたそうですね。
塚田 今回はキラキラした候補者がいっぱいいました。本当に、もうひと組くらい組めそうなくらい。キラメイジャー5人を選んだ理由は、ひとりひとりのよさももちろんありますが、役との相性だったり、5人のチーム感を重視した、というのはこれまで通りです。5人の内訳は、キラキラした4人と持たざるひとり、でした。でもこの一見持たざるひとりには、非常に可能性を感じる存在でなければいけない。まずキラキラな4人は、これまでのキャリアもあって、実際に俳優としてもキラキラをすでに発揮しつつある人を選びました。そしてレッドは、もう17歳で5人の中で最年少という、小宮(璃央)くんしかいなかったですね。
望月 塚田の言う通り、今回のテーマと役柄にぴったりですし、それに本当にできすぎなくらい、いい子たちが集まってくれたなって思います。
——全員が謙虚というか。しっかりしていながら、すごくちゃんと考えている、未来を見ているような印象を受けました。望月 そうですね。向上心がありますね。どんな時でも楽しもうっていう気概と余裕のある子たちなので、やっぱりそういう人って輝いてますよね。
塚田 そういう意味では、やはりコンセプトに基づいて選んでいるんですよ。自分が担当してない作品についてはよくわからないですが、『アバレンジャー』のときは、アバレてるっていうか、はみ出したような感じを求めたら、割とお行儀の悪い子たちが集まったという(笑)。
望月 (笑)。これは、書いておいてください。
塚田 『マジレンジャー』は兄弟でしたから、よくも悪くも仲が良くて悪い、という家族のような感じでしたし。『フォーゼ』のときは、ある種のひとつ学園のカーストを体現しつつ、当然その中にいろいろな子がいるという。『キラメイジャー』はキラキラということで、そういう意味では謙虚さっていうのも結果としてそこに付随してきたのかもしれないと思いますね。キャストを決めるというのは、そういうことなんじゃないかな。
望月 『キラメイジャー』は明確なテーマがあったので、比較的探しやすかったですけど、やっぱり充瑠(熱田充瑠(あつた じゅうる)/キラメイレッドに変身する高校生)については難しかったですね。美形なイケメンだったらスクールカーストの最下位にはならんだろうというリアルなところも考えつつ、でもメインとも言えるレッドだしそうも言ってられない。これは悩ましいぞと思っていましたが、小宮くんが現れた瞬間に「そういうことか!」って全部吹き飛んじゃいました(笑)。そこで、5人が並んでいる姿が見えたなっていうのがありますね。
塚田 スタッフのお姉さま方が、小宮くんは可愛いって言ってるからね。正解だったんだと。
望月 大正解でしたね。
塚田 小宮くんは可愛いわ。
望月 どうですか、可愛かったですか??
——男からしても、可愛いですね。写真や会見ではわからなかったんですが、実際にお会いして、これは可愛いなと思いました(笑)。
望月&塚田 よし!
塚田 あとは、望月は新條由芽ちゃんは、注目していたんだよね。
望月 オーディションの前に、一応最近の子はどういう子がいるのかなっていろいろ調べていたんですよ。そうしたら、ネクストブレイク的な枠で、新條由芽ちゃんが紹介されているWEB記事かなんかを読んで印象に残っていたんです。で、「オーディションこないかな〜」って思ってたら「プロフィール届いてるじゃん!」と。いや、これは書かなくていいです(笑)。