▼『日本沈没2020』<魂のラップ>本編映像:ラップに乗せて魂で叫べ!
<KEN THE 390 コメント全文>
・『DEVILMAN crybaby』に続き、湯浅監督作品への参加ですが、オファーを頂いた時のお気持ちは?
2度目のオファーということで、前作の内容を気に入っていただけたのだと感じて、最初の時よりさらにうれしかったですし、身が引き締まりました。
・湯浅監督とは制作時にどのようなやりとりをされましたか? 何か具体的な指示など思い出に残っていることは?
最初に対面でそれぞれのキャラクターの性格や、そのシーンでの心情を丁寧に伝えていただきました。
それを踏まえて自分が作ったラップのデモに対して修正点をご指摘いただく、そんなやりとりを二度ほど繰り返して完成させました。いくつかいただいたご指摘の中でも、特にそれぞれが会話のようにラップする箇所で”間”を大事にされていることが印象的でした。
・今回のラップ制作で意識したことは?
監督からも最初にお話しいただいていたのですが、普段は思ってても人に言えないようなことが、ラップだと勢いで思わず口から出てしまう。そんなシーンにしたいと意識していました。そのために、いわゆる上手なラップではなく、手探りで、うまく韻は踏めないところもあるけれど、気持ちが前に出てしまうように書いてみたり、ラップしながら「だんだん気持ちがのってくる」ような瞬間を作ろうと、試行錯誤しました。
・収録現場では演者の方にどんなアドバイスをされましたでしょうか?
事前に自分がそれぞれのパートをガイド用に録音した音源をお渡ししてたのですが、それを現場では皆さん自分のものとしてそれぞれのキャラクターでラップされていて、流石でした。演者の皆さんは声で表現するプロなので、自分のアドバイスに対するレスポンスの速さ、再現の正確性にも驚きました。小野さんもラップを普段することはないとおっしゃっていましたが、とても勘がよく。とてもスムーズで、あっという間な録音でした。
・これから作品をご覧になるファンの方へメッセージをお願いします。
全く新しい日本沈没になっていますし、現状への問題提起、メッセージが詰まっています。2020年、まさに ”今” 見るべき作品だと思います。
(C)“JAPAN SINKS : 2020”Project Partners