大人になってさらにハマっています!――特撮がお好きとお聞きしました。伊藤 大好きです。ここだけの話なんですけど。
――ここだけの話なんですか!?伊藤 嘘です(笑)。まあまあ公言してます。
――どんな作品がお好きなんですか。伊藤 そもそものきっかけは、弟と一緒に観た『忍風戦隊ハリケンジャー』、仮面ライダーは『仮面ライダー555(ファイズ)』です。朝、弟を起こしてあげるために一緒に起きて観ていたのが始まりです。そこから私も一緒にハマって、今でも弟と一緒に番組を観て、ヒーローショーにも行ったりします。
子どもの頃は、ものすごく格好いい、よくわからないけど可愛いっていう感じだったんですが、高校生を過ぎた頃、大人になってきてより魅力がわかって、さらにハマった感じです。
――小さい頃弟さんとごっこ遊びとかしていましたか。伊藤 していました。ごっこ遊びもしてたし、ソフビとかフィギュアがいっぱい家にあって、遊んでました。でも女の子なので戦うというよりも、そのソフビを使っておままごとをしていました。『特捜戦隊デカレンジャー』の5人を揃えて、戦わせるんじゃなくて、ジャスミンがお母さん、みたいな。仙ちゃんがお兄ちゃん! みたいな感じで遊んでいました。
――たくさんあったんですね。伊藤 デパートのおもちゃ売り場で、弟がソフビをねだってる横で「買ってあげたらお母さん」みたいな。後押ししながら、実は一緒に遊ぶみた
いな(笑)。――ヒーローショーにも行っているんですね。伊藤 そうですね、実際にイベントに遊びに行くのがすごく好きなんです。TVで毎週見てるヒーローに生で会えるヒーローショーがとにかく好きです。結構気合い入れてお洒落して、デートをする気持ちで(笑)行ってます。グッズを買うと握手できます! ってあるんですが、ちゃんと並んでちゃんと握手してもらいます。弟の付き添いかと思っていたヒーローが困惑したりして(笑)。たまらなく幸せな時間ですね。アイドルに会えている気持ちです。
――本当にファンなんですね。伊藤 そうですね。ただのファンですね(笑)。
――今集めているものはありますか。伊藤 大人になって自分でお金も稼げるようになったので、ちょっと高級な変身ベルトとか。プレミアムバンダイで予約して、届くのを心待ちにしています。『仮面ライダー電王』の電王ベルトはすぐに購入予約しました。全部はないですが、『電王』『オーズ』『カブト』は持っています。お金をちゃんと貯めて、自分のご褒美に買っていきたいと思います。
――ベルトが届いたら、身に着けますか。伊藤 1回巻きますね。でもやっぱりすごく高級品というか、丁重に扱わないといけないものという意識があるので、1回巻いてから、ちゃんとしまいます。「すごいめっちゃ鮮明に音が聴こえる」とか「めっちゃ光ってる」って確認して、遊んで、しまいます。大事に扱わないといけないので。