• トレギアはタロウへの憧れが強かった…… 内田雄馬インタビュー
  • トレギアはタロウへの憧れが強かった…… 内田雄馬インタビュー
2020.12.20

トレギアはタロウへの憧れが強かった…… 内田雄馬インタビュー

(C)TSUBURAYA PRODUCTIONS


トレギアを永遠にやり続けます!


――内田さんのウルトラマンシリーズとの出会いはいつですか。

内田 最初のウルトラマンは『ウルトラマンティガ』だと思うんです。『ティガ』『ダイナ』そのへんだったと思います。『コスモス』までは見ていたような記憶がありますね。でも本当に小さい頃ですね。

――ごっこ遊びとかはしましたか。

内田 しましたよ。スペシウム光線を撃たない子どもっているんですか(笑)。誰しも人生で1回は撃ってると思います。僕も例にもれずです。

――人形や玩具はもっていましたか。

内田 うちに怪獣がいたのは覚えています。ピグモンが可愛かったので好きですね。あとはバルタン星人とかダダもいたような気がするんですが、ちょっと記憶が曖昧ですね。

――50年以上続くウルトラシリーズの魅力はどういうところだと思いますか。

内田 積み重ねてきた歴史を非常に大切にしているところと、新しいことにチャレンジを続けるという2点だと思います。昔のウルトラマンをリスペクトしたうえで新しい作品を組み立てていく。長く支持をされているものを改めて構築するのってすごく手間だし大変だと思うんです。子どもたちが正義の巨人と怪獣の戦いを見て、単純に「ウルトラマン格好いいな」と思う気持ちを生む。それをすごく大切にしているように思います。子どもたちがウルトラマンを見て希望や夢を抱くという部分を大切にしていると思うんです。考えることを学ばせてもらう。正義を貫くとはどういうことか、そもそも正義って何とか。大人になってから考えさせてくれることもあるんじゃないかな。

――正義は立場によって変わってきますからね。

内田 まさしくトレギアです。トレギアの正義は子どもには難しいと思いますが、その「何だろう」が生まれるのは大きいですよね。それが種となって芽吹いていくと、なるほどああいうことだったのかって思えるから、そのきっかけを与えるのは、すごいことだと思います。

――ファンの方、子どもたちへメッセージをお願いします。

内田 トレギア大好きおじさんでございます(笑)。ウルトラマンは長い間たくさんの方に愛され、今の時代を作っていく子どもたちも見て、楽しんでいただいています。作品に参加させていただいているひとりの僕にも「ウルトラマンが大好き」という皆さんの大きな思いが届いています。この先トレギアだけでもどうなるんだろうという興味や期待、ドキドキがあるんですが、それ以上にウルトラマンの世界がどう展開して、どんなウルトラマンが目の前のものに立ち向かい答えを出していくのか。内田としてもすごく気になりますし、楽しみにしています。ぜひとも末永く続いていくウルトラマンシリーズを愛していただけるとうれしいです。トレギアもがんばるので、見かけたら応援してあげてください(笑)。

――今の子どもが大きくなって、小さい頃好きだったウルトラマンはトレギアですっていう方がでてくると思います。

内田 わぁ、言ってほしいな。単純にうれしいですよね。こういう仕事をしていて、子どもたちに何かを届けられるのはうれしいです。トレギアから何かを受け取って、将来に活かしてくれたらいいなって思います。内田も頑張ります。永遠にやりつづけます(笑)。「トレギアの役、変えるか」ってならないように!


Profile
うちだ ゆうま
9月21日生まれ。東京都出身。2019年公開の『劇場版 ウルトラマンR/Bセレクト!絆のクリスタル』よりウルトラマントレギアを演じている。アニメでは『呪術廻戦』の伏黒恵役など多数出演。

(C)TSUBURAYA PRODUCTIONS

アニメージュプラス編集部

RECOMMENDEDおすすめの記事

RELATED関連する記事

RANKING

人気記事