• 鈴木崚汰が『モンタナの目撃者』で魅せるクールな敵役の凄み
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2021.11.10

鈴木崚汰が『モンタナの目撃者』で魅せるクールな敵役の凄み

『モンタナの目撃者』でパトリックの吹替を担当した鈴木崚汰さん

迫力の映像と息もつかせぬ展開で話題を呼んだ、アンジェリーナ・ジョリーの主演映画『モンタナの目撃者』がデジタル配信開始&パッケージ化。その日本語吹き替え版で、物語のキーパーソンであるパトリック役を演じる鈴木崚汰さんに、作品の見どころをお聞きしました!

【Voice Feature:12 鈴木崚汰】

――鈴木さんは高校在学中に声優デビューされ、今回の吹替のほか、アニメの主役やナレーションなど幅広く活躍されていますね。声優を目指したきっかけは何だったのでしょうか?

鈴木 中学3年生の時、体育祭でクラスの実行委員をやった時に、「言葉のすごさ」を感じたのがきっかけですね。
自分なりにいろいろ考えてやっていたつもりだったんですが、他の生徒から不平不満が出てちょっと揉めたことがあって、担任の先生が道徳の時間を丸ごとくれて結構本気で話し合ったんです。その結果、クラスのみんなとのチームワークが深まって、ギクシャクした感じでやった練習時は最下位だったのに、話し合いを経た本番では1位になったんですよ。
その時、自分の思いや考えを言葉でちゃんと伝えると、人の気持ちって変わるんだなあと感じて、もともとアニメに興味があったので、そこから本格的に声優を目指しました。

――今回吹替で参加された『モンタナの目撃者』につきまして、作品の印象や見どころなどをお聞かせください。

鈴木 どうあがいても抗えない自然の脅威、映像の迫力もさることながら、人間ドラマも大きな見どころです。
アンジェリーナ・ジョリーさんが演じる森林消防隊員のハンナは、昔の事件で人を守れなかったトラウマを抱えています。そんな彼女が出会ったコナーという少年もお父さんを失うというトラブルに巻き込まれて傷ついて……殺し屋に追われたり、山火事から逃げ延びるという展開にハラハラしつつ、二人がそれぞれ成長していく様にホロリときます。僕はこういった作品にはこれまであまり触れてこなかったので、新鮮な気持ちで臨むことができたと思います。

――鈴木さんは今回、二人を追う殺し屋の一人、パトリックの吹替を担当されていますね。役の印象や、演じてみた感想など伺えますでしょうか。

鈴木 パトリックの相棒・ジャックは自分の任務に対して忠実……というか、目的のためなら何でもするという部分があります。同じ殺し屋でも、パトリックはもう少し冷静な部分、全体を俯瞰して見る部分があるんじゃないでしょうか。
例えばジャックは殺人の現場をそのままにしても平気なところがあるんですけれど、パトリックはやり残したことを悔やんでいるシーンがあって、そんなところに彼の「完璧に仕事をこなしたい」という目線を感じられます。
あと、やっぱり人を殺したり傷つけたりするのって、サイコパスというか他人への共感性が欠けていないとできないことだと思うんです。そういう意味で、パトリックに感情が無いことを上手く表現できたらと、演じる際には彼の“冷たさ”を意識しました。

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アニメージュプラス編集部