• 己が信じる正義を貫いて アブソリュートティターン役・安元洋貴インタビュー
  • 己が信じる正義を貫いて アブソリュートティターン役・安元洋貴インタビュー
2022.06.24

己が信じる正義を貫いて アブソリュートティターン役・安元洋貴インタビュー

(C)TSUBURAYA PRODUCTIONS



◆まさかのウルトラマンとの共闘!◆

――今作の収録前に、過去のウルトラマンシリーズを観返したりはされましたか?

安元 『ゼロファイト』や『オーブ』、土曜の朝に家にいたときには放送されていた作品を観たりはしました。

――『ウルトラギャラクシーファイト』シリーズの予習というよりは、ウルトラマンシリーズの雰囲気を馴染ませるような形でご覧になったと。

安元 でも、当たり前のようにウルトラマンはある気がしますね。不思議なことに、僕の周りにはウルトラマンが好きな人が常にいますから。

――安元さんが演じるティターンは、アブソリューティアンの暗殺者でありながら、敵の実力を認める心意気の持ち主でもあります。最初にティターンの登場が発表されたときは、一見矛盾するような要素を併せ持っていて不思議に思いました。

安元 暗殺者感はないですよね、正々堂々と戦っていますし。

――そんなティターンの印象や、演じるうえで意識されたことは?

安元 設定やセリフでは騎士道を重んじるキャラクターと書かれていて、愚直なまでに己の正義を貫く質実剛健な人だと感じました。見た目も装飾物が少なくシュッとしていて、ほかのアブソリューティアンと比べて悪役感が薄いところが面白いなと。騎士らしい凛とした雰囲気を出すために、清潔感を出すことを意識して演じました。

――敵であるウルトラマンリブットと共闘したティターンは、アブソリューティアンの中でも特殊な立ち位置にいるキャラクターです。

安元 そうですね。自分の正義を貫くためではありながら、リブットとちゃんと力を合わせて閉鎖空間から脱出して。リブットもティターンとベクトルは違いますが、自分の使命に真っ直ぐな男だからこそ、二人の間で共鳴に近いことが起きたんだと思いました。あの時のティターンは、リブットの爽やかな雰囲気に呑まれそうになっていた気がします。

――ティターン、リブットの関係は今作の大きなポイントの一つだと思います。

安元 たぶんティターンはリブットと関わり合ったことで、このまま自分の正義のために突き進むだけでなく、その在り様がブレていくと思うんですよ。ティターン自身の心がこれからどう動いていくのかは、僕も注目しているところです。


(C)TSUBURAYA PRODUCTIONS

アニメージュプラス編集部

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