• 美樹本晴彦も熱中鑑賞『アニメージュとジブリ展』松屋銀座で開催中
  • 美樹本晴彦も熱中鑑賞『アニメージュとジブリ展』松屋銀座で開催中
2023.01.04

美樹本晴彦も熱中鑑賞『アニメージュとジブリ展』松屋銀座で開催中

会場入口にはアニメージュの表紙を突き破るように展示されたネコバスの立体物が。(C)Studio Ghibli


当時電車で掲示されていたアニメージュの車内吊り広告がズラリと並ぶ通路を抜けると、いよいよ宮崎駿・高畑勲を紹介するスペースへ。ジブリ設立前の二人の仕事が、アニメージュ本誌でどのように紹介されていたのかを、ここで知ることができる。
そしてアニメージュの付録・アニメージュ文庫のバックナンバーが展示されたスペースでは、昔の読者はそのひとつひとつを懐かしく、また知らない世代には「こんなものが作られていたのか」という驚きを感じられるはずだ。

さらに足を進めると、いよいよ『風の谷のナウシカ』へと至るエリアへ。ここでは『ナウシカ』原作コミックの連載からアニメ化への道のりを辿っていく。会場に飾られた貴重なレイアウト・原画・セル画には、ファンならずともドキドキすること必至だ。

そして本展覧会の目玉のひとつ、造型師・竹谷隆之さんが監修を手がけた「風使いの腐海装束」と腐海のジオラマも大必見。圧倒的なリアリティを持って生み出された世界観と装備類に、きっと息を飲むことだろう。

『天空の城ラピュタ』コーナーでは、ラピュタのジオラマを中心にして各資料を展示。ひときわ目を惹く巨大な飛行船モデルは、1984年のマクセルのテレビCM用に宮崎駿さんがデザインした「ワンダー・シップ号」。貴重なプロップの圧倒的な存在感。

鈴木プロデューサーが編集に関わったアニメージュ本誌12年分がズラリと並べられた最後のエリアには、本誌表紙に入ることができる撮影スポットやカンヤダさん撮影による宮崎駿監督がジブリパークを訪れた様子を記録した写真の展示スペースも。最後の最後まで、見逃しは厳禁なのだ。

※宮崎駿監督の崎はたつさき
(C)Studio Ghibli

アニメージュプラス編集部

RECOMMENDEDおすすめの記事

RELATED関連する記事

RANKING

人気記事