• 『僕ヤバ』第1話あらすじ/堀江瞬&羊宮妃那の放送直前対談!
  • 『僕ヤバ』第1話あらすじ/堀江瞬&羊宮妃那の放送直前対談!
2023.03.28

『僕ヤバ』第1話あらすじ/堀江瞬&羊宮妃那の放送直前対談!

(C)桜井のりお(秋田書店)/僕ヤバ製作委員会


――話は変わりますが、劇中では山田のオトボケな行動と市川の鋭いツッコミなど、コメディも魅力的ですね。
羊宮 杏奈ちゃんのトボけた言動については、頭で考えず素で演じるようにしています。彼女自身が意識せずやっていることなので、私が考えて演じてしまうと違和感が出てしまうと思って。つどつど音響監督の小沼(則義)さんからアドバイスをいただきつつ、「杏奈ちゃんとして生きる」という気持ちを胸に演じました。

堀江 市川のツッコミは、掛け合いでもモノローグでもすごく苦労しました。そもそも面白いセリフって、演技としてとても難しいんです。なので、とにかくいろいろ試しました。先輩役者さんの演技を真似てみたり、ちょっとニヒルだったりクールだったりとキャラを変えてみたり、早口になって畳み掛けるように言ってみたり。考えられる限り全部挑戦しましたね。最低でも滑らないようにだけは心がけましたが、やっぱり大変でした……。

――ツッコミ以外の掛け合いやモノローグで心がけたことはなんですか?
堀江 両者の違いがはっきりわかるように演技を分けました。僕自身がそうなのでよくわかるんですけど、コミュ障って会話と心の声とで、声のボリュームやテンションが異なるんです。市川も明らかに同じタイプだったので、喋り方からかなり変えています。モノローグは基本的に偉そうで(笑)、会話は基本ビビリ声です。山田に対しては最初へにょへにょと喋っていて、距離が縮まっていくにつれて、心の声と似た喋り方になっていきますよ。

――続いて、アフレコ現場の様子はいかがでしたか?
堀江 収録は比較的少人数で、僕と羊宮さん、あと小林ちひろ役の朝井彩加さん、関根萌子役の潘めぐみさん、吉田芹那役の種崎敦美さんの組み合わせが多かったです。

羊宮 あと話数によって、足立翔くん役の岡本信彦さん、ナンパイさん(南条ハルヤ)役の島崎信長さんなどが加わる感じでしたね。

堀江 ですね。そして現場は、むちゃくちゃアットホームな雰囲気でした。

羊宮 そうですね。本当にお優しい方ばかりで……。

堀江 みなさんどこかしらキャラクターと共通する部分があって、僕自身は仲良し女子の集まりにお邪魔している感じでした。すごく居心地のよい、優しさに包まれた現場でしたね。

羊宮 あと収録現場に、ラーメンの匂いが漂ってきたというお話も印象的でした(笑)。

堀江 ブースの換気扇から匂ってきたんですよね

羊宮 はい。そういう他愛もない話で盛り上がるような環境でした。

――市川たちのクラスのように賑やかだったようですね。ちなみに市川や山田には魅力的な友人がたくさんいますが、とくに気になるキャラクターは誰ですか?
羊宮 恋愛に限った話でしたら、原(穂乃香)さんですね。『僕ヤバ』では市川くん&杏奈ちゃん以外の恋物語も描かれていて、なかでも注目なのが原さんと神崎(健太)くんの恋模様なんです。なんなら原さんたちのほうが恋の進みが早いかもしれません。

堀江 原さん女子力高いですもんね。

羊宮 かわいいんですよ本当に。豊崎愛生さんが演じる原さんのほわほわな雰囲気に、ぜひ皆さんも癒やされてください...!

堀江 僕は足立、神崎、太田(力)の男3バカですね。毎回かなりエグい下ネタをぶっこんでくるので、女子からは総スカンを食らってしまうんですけど、なんか憎めないんですよ。根は3人とも良いヤツなので、そのバカっぽさを温かい目で見守ってほしいです。

――もしお2人が市川&山田のクラスにいたら、どんな生徒だと思いますか?
堀江 市川と同じく、周りを観察しながらボッチしているでしょうね!

羊宮 私も杏奈ちゃんと同じく、ツッこんでくれたりお世話してくれる人の側に居そうです...。ちいちゃん、萌ちゃん、芹那ちゃんに囲まれて過ごしたいです(笑)。

――市川と山田そのまんまですね(笑)。それでは最後に、アニメの見どころを教えてください。
羊宮 アニメーションやキャラクターボイスや音楽が付くことで、『僕ヤバ』の世界観がより一層広がっているのかなと感じます。原作で感じられること、アニメで感じられること、どちらも大切な杏奈ちゃん達の日常です。あの切なくも優しい世界に一緒に浸っていただけると嬉しいです。市川くんと杏奈ちゃんがどのように2人の世界を築いていくのか、その尊い様子をぜひお楽しみください。

堀江 「こんな青春を送りたかった」という憧れを込めつつ、優しい共演者に囲まれながらアフレコすることができました。そのなかで赤城(博昭)監督を始めとするスタッフの作品愛を、何度も感じられましたね。そうして出来上がったTVアニメ『僕の心のヤバイやつ』は、明るく楽しいシーンやドキドキするシーンがたくさんあって、たまにホロっとするシーンもあって、まさに「青春」が形になった作品だと思います。ぜひ一緒に、彼らのキラキラした思春期を見守っていただけたらと思います。

>>>第1話先行場面カットや堀江&羊宮対談写真を全て見る(写真10点)

※種崎敦美の「崎」は「たつさき」が正しい表記。
※島崎信長の「崎」は「たつさき」が正しい表記。
(C)桜井のりお(秋田書店)/僕ヤバ製作委員会

アニメージュプラス編集部

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