『劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)』のプレス発表イベントが6月13日に都内で行われ、神谷明、沢城みゆき、堀内賢雄、こだま兼嗣総監督、TM NETWORK(小室哲哉、宇都宮隆、木根尚登)が登壇した。
1985年に北条司が『週刊少年ジャンプ』にて連載開始、原作の発行部数が全世界で5000万部を超え、今なお世界中で絶大な人気を誇る漫画界の “レジェンド” 『シティーハンター』。ハードボイルドな内容にも関わらず「もっこり」や「100tハンマー」などのコメディ要素も大きな話題を呼んだ。
そしてこの秋、ついに『劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)』が公開! 現代の東京を舞台にそのストーリーは冴羽リョウの過去、そしてパートナーであった槇村秀幸の死の核心に迫っていく。原作で重要な役割をもつ「エンジェルダスト」をタイトルに冠する今作で『シティーハンター』は新たな局面に突入する。
本イベントでは、TM NETWORKによる新たな書き下ろし楽曲『Whatever Comes』がオープニング曲となることが発表された。
小室は「エンディングテーマを担当したのが1987年で、それからずいぶん年月が経って、念願のオープニングとエンディングの両方をTM NETWORKでできるっていう。最高です。ありがとうございます」とコメントし、オファーを受けたときの心境を「嬉しいしかないですよ。オープニングずっとやりたかったので」と表現した。
こだま総監督は「この作品をよく知っている方たちなので、難しい注文はしていないんですよ。多くを説明する必要はないと思っています」とTM NETWORKへの信頼を語ると、小室は「監督から直接お話しいただいたのですが、注文が少ないほど難しいんですよ(笑)。ただ、僕たちにとって最大のライバルである『Get Wild』がエンディングに控えているので、『Get Wild』に負けず劣らずのオープニングを作らなきゃという思いでした」と話した。
また『Get Wild』について、小室は「ここまで長くみなさんに聞いていただけるとは夢にも思っていなかった」とコメント。宇都宮は「一番最初にエンディングでかかった瞬間、『僕の声だ!』って感動して。毎週毎週楽しみで観ていました」と当時を回顧し、木根は「何十年もスタッフ・キャストの方、ファンの方、そして僕たちが一緒に進んでここまで来れたことは、すごく光栄ですし、本当に感謝です」と話した。
本作では、オープニングの『Whatever Comes』、エンディングの『Get Wild』のほかにも、未発表の曲も使用されるという。
>>>イベントで笑顔を見せる TM NETWORK のメンバーら(写真19点)『劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)』は、9月8日(金)全国ロードショー。
※冴羽リョウの「リョウ」は「けものへん+寮のうかんむりなし」が正しい表記。
(C)北条司/コアミックス・「2023 劇場版シティーハンター」製作委員会