• 岡本信彦がキャッチー全開のダンスナンバー3曲で魅せる最新シングル
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2023.06.21

岡本信彦がキャッチー全開のダンスナンバー3曲で魅せる最新シングル

6thシングル『Fondant』をリリースした岡本信彦さん(C)Kiramune Project

昨年アーティストデビュー10周年を迎え、ますます進化を見せる岡本信彦さんのニューシングルが本日、6月21日にリリース! 今までとは違うコンセプトで選ばれたという新曲は、なんと3曲ともダンスナンバーという意欲作。MVでは見事なダンスを披露し、新たなポテンシャルを感じさせてくれる最新シングルについて、岡本さんに制作秘話や聴きどころをお聞きしました!

──今作は、10周年イヤーを経て岡本さんの新たなスタートを飾るシングルとなります。今作の制作にあたって、コンセプトとしたものはありますか?

岡本 今まで培ってきたものを基に、今回はどうしようかと考えた時に、Kiramuneのライブリハでダンスがすごく楽しかったのを思い出して。それで、今回のシングルではまずダンスをコンセプトにした曲をコンペで集めさせていただきました。

今まではアニメーションチックというかマンガテイストというか……ファンタジー世界を描いた、ミュージカルのようなイメージの楽曲が多かったんです。これは純粋に自分の好きなことをやってきたのですが、ファンの方から「周りの人に薦めづらい」とか「推しにくい」という声もいただきまして(笑)。
自分としてもキャッチーとは真逆を行っている自覚があったし、ミュージカル系はもうたくさんやれたと感じていたこともあって、皆さんの聴きたいもの、僕の音楽活動をよく知らない方でもビックリせずに入ってこられるような曲という基準で選曲しました。

──岡本さんがダンスを好きになったきっかけは何だったのでしょうか?

岡本 以前、ライブ中に『Love Searcher』の演出で踊った時にとても大きな歓声をいただいて……その時に手ごたえを感じたのがスタートですね。皆さんには “岡本信彦” という存在をもっと楽しんでもらえたらと思っているので、そのフックとして今回はダンスをお見せできればと思いました。

──表題曲でもある『Fondant』は、岡本さんが作詞を担当されています。どのようにして歌詞を進めていったのですか?

岡本 『Fondant』はラテン調でありながら、情熱的かつ大人っぽい雰囲気のダンスナンバーなので、歌詞はセクシーにも聴こえるラブソングを書こうと思いついたのですが、これが意外と難しくて……。
最初は、いろんなJ-POPのラブソングを参考に抽出した「愛」「夢」「抱く」「絡む」といった言葉をキーワードパズルみたいな感じで当てはめていったものの、軸がふんわりしちゃって上手くいかなかったんです。そこで何か軸となるものはないかと考えて、僕が大好きなものになぞらえて、歌詞を組み立てていきました。

──ラテンの曲調を選んだのは、何か理由があったのでしょうか?

岡本 実はコンペでメロディを選んだ時は、もっとJ-POPの雰囲気をもった曲だったんです。そこから完成版として僕の手元に来た時には、ラテン調になっていまして(笑)。ラテン調の刻むようなテンポがちょっと堅い印象だったので、「しなやかさが欲しい」とディレクターさんにお願いして、編曲ではバイオリンを足してもらいました。
ラテンの情熱が強すぎてセクシーさが薄くなった感じがしたのですが、そこに繊細なバイオリンの音を入れてナローなリズムを作ることで、悲恋を歌ったドラマチックな感じの曲に仕上がったんじゃないかと思っています。

(C)Kiramune Project

アニメージュプラス編集部

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