【なぜ女性作家だけ?】そして今回の店舗は、女性作家さんの作品が基本になっている。
「店舗のある大丸京都店の4階は、もともとリビングや婦人服を販売しているフロアにありますので、女性のお客様が非常に多いところなんです。そんなお客様に、女性のクリエイターが作り出す伝統を見ていただきたい思いがあります」リビングや婦人服売り場を目的に来たお客さんが足を止めて、いろいろと質問されることも多いそうだ。
【今後の思い】では今後はどのような店舗を目指しているのだろうか。
「今後このショップを通じてやっていきたいのは、今までやってきた売り場と同じく、職人さんとお客様の繋がる場所を作っていきたいというところです。これまでの古き良きものと、今回新たに現代アートとの架け橋になりたいという思いがあります。そういう活動をさせていただきたいと思っております」担当者にお話を聞くと、日本の伝統とともにおもちゃの伝統も伝えていこうという『副次的文化工藝専門店 KESaGaKE本店』のビジョンが見えてきたのではないだろうか。今後は物販だけでなく、クリエイターと店舗での企画などもあると面白そうだ。
これまでは東京が中心で、地方ではイベント的な販売しかなかったが、今後、京都から新しいアイテム、新しいムーブメントが起こることを期待して『副次的文化工藝専門店 KESaGaKE本店』を追いかけていきたいと思う。
お近くの方、または京都旅行の予定がある方は、訪問先に『副次的文化工藝専門店 KESaGaKE本店』をプラスしてみて。
ちなみにクリエイターのアイテムピックアップは次のページで紹介する。