• 「手塚治虫 ブラック・ジャック展」連載50周年に送る充実の展示内容の全貌
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2023.08.02

「手塚治虫 ブラック・ジャック展」連載50周年に送る充実の展示内容の全貌

『ブラック・ジャック』第17話「灰色の館」扉絵(C)Tezuka Productions


【第3室/B・J曼荼羅】
第3室は、マンガ『ブラック・ジャック』の約140話の原稿が並ぶ圧巻の展示空間で、これだけのエピソードの原稿が展示されるのは史上初となる。
ブラック・ジャックやピノコ、それぞれのストーリー全体を通しての遍歴、高額請求の謎や、動物のいのちを扱った作品など、主要なテーマごとに作品を展示。『ブラック・ジャック』にまつわる疑問を解決したり、裏設定を発見したりと、様々な視点から楽しめる。また、手塚が生み出した、作品のキャラクターを俳優のようにとらえ、様々な作品に登場させる「スターシステム」にまつわる展示も必見。『ブラック・ジャック』の多種多様なストーリーの世界を、さながら ”ブラック・ジャック宇宙” をさまようような感覚で観賞できる。
▲『ブラック・ジャック』第40話「白いライオン」より。

【第4室/B・J蘇生】
第4室では『ブラック・ジャック』の魅力を今と当時の視点から探る。
当時の読者が驚き惹きつけられた“人体の手術シーン”を現代アート的な視点から鑑賞する展示や、ブラック・ジャックを医療の側面から鑑みるコーナーが展開され、週刊で連載されていた当時の昭和の事件や事象、流行などがいかにマンガに描かれているのか、当時のニュース映像とともに読み解くコーナーなども設置される。現代に蘇る『ブラック・ジャック』の魅力を再確認したい。
▲『ブラック・ジャック』第29話「ときには真珠のように」より。
▲『ブラック・ジャック』第51話「ちぢむ!!」より。

※手塚治虫の「塚」は旧字体が正式表記
(C)Tezuka Productions

アニメージュプラス編集部

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