• 『ブラック・ジャック』の新作が読める!? 今秋公開「手塚治虫×AI」プロジェクト
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2023.06.13

『ブラック・ジャック』の新作が読める!? 今秋公開「手塚治虫×AI」プロジェクト

「TEZUKA2023」として、今年誕生50周年を迎えた『ブラック・ジャック』の新作制作に着手

AIと人間のコラボレーションでマンガの神様・手塚治虫に挑み、新作『ぱいどん』を生み出した「TEZUKA2020」から3年。その後も、プロジェクトメンバーであった慶應義塾大学栗原聡教授と手塚眞、手塚プロが中心となり、「AIと人間の共創マンガの実現」に取り組んできた。この度「TEZUKA2023」として、今年誕生50周年を迎えた『ブラック・ジャック』の新作制作に着手し、今秋に公開予定であることが発表された。

『ブラック・ジャック』は秋田書店『週刊少年チャンピオン』で1973年11月~1983年10月まで連載された手塚治虫原作のダークヒーロー的な外科医が主人公の物語。
主人公は天才的な外科医でありながら、その代価に莫大な報酬を要求する無免許医ブラック・ジャック。医学界の鼻つまみ者として、人里離れた荒野の診療所に助手のピノコと共にひっそりと暮らす彼のもとには様々な患者や人々が訪れ、様々な人間模様が描かれていく。

今回の「TEZUKA2023」ではそんな『ブラック・ジャック』の新作が「手塚治虫×AI」によって生み出されるという。
前作制作の過程で、クリエイティブの分野においてはインタラクティブ性の高い共創型AIサポートシステムの存在が、人ならではの能力である創造性の発揮につながることに着目。研究を重ね、今回の制作においてはクリエイターとAIのインタラクティブなやりとりがポイントになっている。

新たな局面に入ったAIと人間が手を取り合うことで、手塚治虫が礎を築いた日本の「マンガ文化」はさらなる発展の転換期を迎えることが出来るのか。是非注目したい。

アニメージュプラス編集部

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