• 神谷浩史の最新シングル『ワヲ!』は来たるソロライブツアーの着火点
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2023.08.09

神谷浩史の最新シングル『ワヲ!』は来たるソロライブツアーの着火点

8月23日に最新シングル『ワヲ!』をリリースする神谷浩史さん(C)Kiramune Project


──カップリング曲の『TEN-GOKU』は、作詞・作曲・編曲をナノウさんが手がけた楽曲ですね。

神谷 昨年12月発売の『appside』の発売記念イベントで全国を回った時、来場してくださったファンの皆さんにアルバム収録曲の中から “歌ってほしい曲” を投票していただき、1位になった曲を会場で歌ったのですが、ナノウさんの作った『ソーシャルネット・ワーカホリック』がすごい人気で、ほぼ全ての会場で1位に選ばれていたのが印象に残っていて。
「もしかしたら僕の硬質な声と、ナノウさんの言葉を詰め込むような楽曲が合うのかもしれないな」と思ったこともあって、僕から「もう一度ナノウさんに作っていただけないですか?」と提案して作っていただきました。

──『TEN-GOKU』のレコーディングはいかがでしたか?

神谷 とにかく譜割りとリズムがむちゃくちゃ変則的で、実際に歌ってみるとものすごく難しい曲なんです。なので、レコーディングは結構難航するんじゃないかと予想されていたのですが、なぜかスルスルと歌えてしまいまして。
ディレクターさんが「神谷さん、ハードル高いほうがイケるんじゃないですか?」と驚いていたくらい、苦戦せずにレコーディングを終えることができました。

──もう1曲のカップリング曲『Higher』は、疾走感のあるメロディやサビが印象的な楽曲ですね。

神谷 今までに歌ったことのないような、爽やかなパリピの雰囲気がある曲で、「暫定Sunny Boxバンド」のベーシストでお馴染みのAZUちゃんがコンペに参加して作ってくれた楽曲です。
サビのところは、ライブでお客さんに掛け声を歌ってもらえるように追っかけの「Higher」の部分も収録しておこうかという話も出たのですが、そもそも歌詞に「Higher」という単語が多すぎて「Higher祭りになってうるさいですね」となり……そこから、いろいろ引き算して今の形に落ち着きました。タオルを回すような感じの曲になるのかなと思ったのですが、そこまでアゲアゲな感じでもない不思議なテイストの歌で、ライブで歌ったらみんながどんな反応をするのか楽しみにしています。

──豪華盤のBDに収録されている『ワヲ!』のMVはどんな映像でしょうか? 撮影秘話などありましたらお聞かせください。

神谷 今回も河谷(英夫)監督が引き受けてくださいました。あの方、ベテランで巨匠のはずなんですけど、いつもホイホイと受けてくださって本当にありがたいですね(笑)。今までどおり2パターンのアイディアを用意してきてくださって、その中でA案だった「いろんな輪のモチーフと撮る」というポップな映像になりました。
サビの振りは、ライブの時にお客さんも一緒に踊ってもらえたらということで、コリオグラファー(振付師)のSHIGEさんにお願いして振りを付けていただいたんですけど、自宅で撮影したと思われる振り付けの動画を送ってくださって(笑)。しかも、思ったより可愛い振り付けで少し驚きました。
そんなわけでMV撮影の時は、おじさんがおじさんに可愛い振り付けを教えて、それをおじさんたちが撮影するという愉快な光景になっていてちょっと面白かったです(笑)。とても良い空気感の中で、信用しているスタッフさんと楽しく撮影させていただきました。

──8月26日からは、いよいよご自身最大規模のライブツアーがスタートします。ライブに向けての意気込みなどをお聞かせください。

神谷 今回のツアーは、ホールの会場を巡るということで、演出などで楽しませるのではなく音楽を届けるライブになりそうだなと感じて、僕自身も覚悟を決めてしっかり歌わないといけないなと思っています。
各会場で同じクオリティのステージをお見せしたい、という安定性も課題の一つではあるのですが、それにプラスアルファされるものや地域性みたいなものもライブの醍醐味だと思っています。なので、もし複数の会場で公演をご覧なる方がいたら、そういったところも楽しんでいただけたなら嬉しいです。

>>>神谷浩史8thシングル『ワヲ!』最新アー写やジャケットなどを見る(写真5点)

(C)Kiramune Project

アニメージュプラス編集部

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