• 新海誠が花澤香菜と久々の舞台挨拶で「お婆ちゃん役までお付き合いを」【すずめの戸締まり】
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2023.09.21

新海誠が花澤香菜と久々の舞台挨拶で「お婆ちゃん役までお付き合いを」【すずめの戸締まり】

(向かって左より)『すずめの戸締まり』舞台挨拶に登壇した花澤香菜、新海誠監督 (C)2022「すずめの戸締まり」製作委員会

9月20日(水)より新海誠監督『すずめの戸締まり』Blu-ray & DVD発売を記念した “おかえり上映会” がスタート、東京・TOHOシネマズ日比谷にて新海監督と声優・花澤香菜による初日舞台挨拶が開催された。

『すずめの戸締まり』は2022年11月11日より全国420館で公開された劇場長編アニメーション映画で、『君の名は。』、『天気の子』のヒットで日本を代表するアニメーション監督となった新海誠の最新作だ。
災いを防ぐために “扉” を閉めて鍵をかける “閉じ師” の青年・草太との出会い、不思議な事件に巻き込まていく17歳の少女・鈴芽(すずめ)。やがて導かれるように九州、四国、関西、そして東京へと “戸締まりの旅” を続けることになったすずめは、その先である “大事なこと” を思い出す……。

現代の日本人にとって決して忘れることのできない深刻なテーマに真摯に向き合いつつ、卓越したストーリーテリングと美しい映像で観客を楽しませる、新海監督ならではの極上のエンタテインメント映画である本作は、2023年5月27日に “最後の戸締まり上映” をもって終映となり、観客動員1115万人、興行収入は148.6億円を記録、3作連続で観客動員数1000万人突破の快挙を達成した。
さらに、2023年3月以降は香港・マカオ・台湾・インドネシア・フィリピン・マレーシア・シンガポール・韓国・ベトナム・中国などでも公開され、10以上の国と地域でデイリーランキング1位を獲得。欧米でも第73回ベルリン国際映画祭のコンペティション部門へ正式招待されるなど、世界的にも高く評価されている。
▲主人公のすずめ
▲“閉じ師”の青年・草太

そんな『すずめの戸締まり』のBlu-ray&DVDが9月20日に発売となり、それを記念して実現したのが全国100館で10月5日(木)まで、特別バージョンの本編(ストーリーやキャラクターは同じだか、細かい描写がいくつか追加/変更されている)の  “おかえり上映会” 。
今回開催された舞台挨拶には新海監督と、主人公のすずめの母・椿芽(つばめ)を演じた花澤香菜が登壇した。
▲花澤が演じた椿芽(左)と、幼い頃のすずめ

本作は劇場公開中に全国各地で舞台挨拶やイベントが開催されたが、花澤が登壇するのは今回が初めて。登壇した新海監督も「実は花澤さんと舞台挨拶に立ったのは『言の葉の庭』の初日以来10年ぶり、こんな機会をいただけて嬉しいです」と喜びを語った。
『言の葉の庭』は2013年に公開された新海監督作品で、花澤はヒロインのユキノ役を演じている。以降、花澤は『君の名は。』、『天気の子』、そして本作『すずめの戸締まり』と続けて出演し、新海作品の常連キャストと言える存在だ。
そんな花澤は、観客への挨拶に続いて「舞台挨拶が上映前でよかったです、上映後だと大号泣で、お話をするどころではなかったと思うので」と笑い、本作への想いをさりげなくアピール。和やかなムードで舞台挨拶はスタートした。

(C)2022「すずめの戸締まり」製作委員会

アニメージュプラス編集部

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