• 【ClariS】が歌う『ふぉりら』は、まさに“可愛い”を体現した曲!
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2023.11.23

【ClariS】が歌う『ふぉりら』は、まさに“可愛い”を体現した曲!

【ClariS】が歌う『ふぉりら』は、まさに“可愛い”を体現した曲!


■楽屋でついたため息が盗聴された!?

――楽曲「ふぉりら」の歌詞は、『カノジョも彼女』に出てくる、どの女の子の気持ちにも当てはまるものになっていますね。

クララ:女の子が恋をした時の気持ちや言いたい言葉が歌詞になっているので、その気持ちをストレートに表現することを意識して歌いました。歌詞の部分によって「ここは咲だ」「ここは渚だ」と、4人の女の子たちの気持ちとリンクさせながら、聴いて楽しんでほしいです。

カレン:今回は『カノジョも彼女』と同じように、私たち一人ひとりが女の子として歌詞を感じたまま歌いたいと思ったので、あえて気持ちの共有をせずレコーディングしました。もしも私たちが恋をしたら、それぞれ「こういう風に感情を表現するんだよ!」というところを、落とし込むことができたと思います。

――〈走り出した恋からまわり〉と歌う歌詞のところは、声が加工されていて。

カレン:“からまわり感”が伝わるように、サウンドでも遊び心を持たせています。ほかにも〈3.2.1〉のフレーズは「ナイショの話」という曲から持ってきていて。

クララ:2番の〈なんちゃって横目で見る〉のところで流れる“ため息”は、「眠り姫」という曲の間奏に出てくるため息を使っていて。完成したものを聴いた時、「あれ?こんなの録ったかな?」と思っていたら、「過去の楽曲から引っ張ってきたんだよ」って。

カレン:楽屋でついたため息が盗聴されたんじゃないかと思ったんですけど(笑)、作詞・作曲・編曲の重永亮介さんからのサプライズでした!

クララ:ほかにも逆再生しているところがあるなど、いろんな聴きどころがあって、何回聴いても全く飽きない楽曲に仕上がっています。

■見どころは、カレンの腹筋とクララのルーズソックス

――そんな「ふぉりら」は、TikTokでも話題になりそうなダンスも魅力です。おふたりが新曲では初の振り付けをしたとのことで、ポイントを教えてください。

カレン:今までライブの振り付けを担当させていただくことはあったのですが、形として残る作品の振り付けを担当するのは初めてで。うれしさ反面、完成できるのかという不安もありましたが、女の子が可愛く見えるポーズや角度にこだわって振りを考えました。学生の方はもちろん幅広い世代の方に踊っていただきたいです。

クララ:TikTokは上半身で手の動きをメインにすることが多いので、手でハートを作ったり。

カレン:それも、どのハートが一番可愛いか、いろんなハートを試して考えたんだよね。

――冒頭でパントマイムっぽく押したり引いたりしているところもあって。

クララ:そこは私たちがライバルみたいなイメージで、気持ちの駆け引きをしている様子を表現しています。その前にソロで踊る振り付けがあるんですけど、そこは『カノジョも彼女』に出てくる女の子たちをイメージしていて。

カレン:〈明らかに不機嫌なのになんで気付かないの?!〉のところのパンチをする振り付けは、「咲ちゃんっぽくアクティブにしよう」と。〈聴き耳立ててばっかり〉は、「小動物っぽい渚ちゃんをイメージ」して振り付けをしました。

――初回生産限定盤に収録の「ふぉりら Dance Video」を拝見したのですが、カレンさんの腹筋がすごくて。

カレン:筋肉が付きやすい体質で、クララと一緒にいるとずっと笑っていたら、どんどん筋肉が割れていって。腹筋も腕立て伏せも全くできないんですけど、クララがお腹が痛くなるまで笑わせるので、私の筋肉がどんどん割れていくという。“爆笑筋”です(笑)。

クララ:私も同じくらい笑っているんですけどね。

――制服っぽい衣装も初めてで、非常に似合っていますね。

クララ:アニメの主人公たちが高校生なので、私たちも高校生に戻ってみました。

――クララさんはルーズソックスです。

クララ:私たちが現役だった時は、普通のネイビーか黒のハイソックスが主流だったので、ちょっと憧れもあったんです。でも最近あの時代のファッションがリバイバルしているし、ギャルじゃないけどちょっとヤンチャな雰囲気のClariSも楽しんでほしいなと思って。

【後編】【ClariS】Newシングル『ふぉりら』を彩るカップリング曲

ライター:榑林史章、編集:アニメージュプラス

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