• 【岐洲匠×八村倫太郎インタビュー】二人が振り返る「ひとつ屋根の下での生活」<佐原先生と土岐くん>
  • 【岐洲匠×八村倫太郎インタビュー】二人が振り返る「ひとつ屋根の下での生活」<佐原先生と土岐くん>
2023.12.15

【岐洲匠×八村倫太郎インタビュー】二人が振り返る「ひとつ屋根の下での生活」<佐原先生と土岐くん>

(左から)岐洲匠さん、八村倫太郎さん 撮影:大山雅夫


【二人の関係には、愛が詰まっている!】

――佐原先生は土岐くんのどんなところが好きだと思いますか。

岐洲 出逢ったことがない存在だというところですかね。佐原先生は「好き」という気持ちを持っているだけという状態に慣れてしまっているのですが、土岐は「好き」という気持ちをオープンにできる人。だから予想外のところから土岐の気持ちが突き刺さってくるんですよね。今までに心を許せた人はいたけれど、結局失敗して傷を負ってしまっているので、そんな佐原先生が初めてしっかり心を許せた土岐は、イレギュラーな存在なんだと思います。

――逆に、土岐くんは佐原先生のどんなところが好きなんだと思いますか。

八村 土岐が抱いている孤独や誰も構ってくれない現状に対して、扉を開けて心の拠り所になってくれたのが佐原先生で、きっとそれが土岐にとってはすごく大事な部分だったのかなと思います。冷めきった気持ちに唯一熱をくれた存在といいますか……。こんなに愛情をぶつけていいんだ、正直になっていいんだと思えたのは、きっと相手が佐原先生だったからだと思います。

――では、佐原先生と土岐くんの関係について、どう思いましたか。

八村 愛。

岐洲 そう。いろいろな形の恋愛があると思うのですが、この二人の関係は本当に愛が詰まっているというか。ラブコメディなので、ふざけているシーンもありますし、かっこいい台詞を言うキラキラしたシーンもありますが、僕は個人的にちょっと重めのシーンにキュンが詰まっていると思っていて。

八村 それ、僕も同じ意見だ。ヒューマンドラマでもあるんですよね。

岐洲 本当にそう。すっごく素敵な関係だなと思います。

【撮影中に寝てしまったハプニング】

――撮影のときに起きた思わぬハプニングがあれば教えてください。

岐洲 第3話の文化祭で、土岐が白雪姫を演じるのですが、棺の中で横になっているシーンで、倫太郎が本当に寝ちゃったんです。

八村 そうなんです(笑)。撮影中だったんですけど、白雪姫って毒リンゴを食べて死んでしまっているじゃないですか。

岐洲 役作りでもあるわけか(笑)。

八村 そう捉えていただければ(笑)。

【岐洲さん・八村さんの学生時代】

――本作にちなみまして、学生時代の先生との忘れられないエピソードがあれば、教えてください。

岐洲 佐原先生って飴玉をあげるじゃないですか。それと似たようなことがあったなと、今ふと思い出したのですが、小学1年生、2年生くらいのときに、テストでいい点数を取ったら、先生が壺に入った小さな飴玉をくれたんです。本当は学校でお菓子はダメなんですよ。でもこっそり貰っていたな、ソーダ味とコーラ味の飴玉しかなかったなと、今思い出しました。

八村 そういうのって忘れないですよね。僕は、中学校3年間一緒だった先生に言われた言葉が心に残っていて。僕が部活で部長になった時に、顧問の先生でも何でもないのに、すごく僕のことを気にかけてくれていたんですよ。ある時、「お前がみんなに好かれようと思って、部を大切にしない行為を許すのであれば、お前が部長として立っていても何の意味もない。人の前に立つのであれば、人から嫌われてでもやらなきゃいけないことがあるんだから、しっかりしなさい」と言われたんです。

岐洲 すごくいい先生だな。

八村 僕にとって大切な言葉です。

――ちなみに、その当時はどういう学生だったんですか?

八村 僕は、恋愛そっちのけで部活・勉強・行事に燃えるタイプでした。そういうのが青春だと思っていましたね。

岐洲 僕は、中学時代はウルトラマンみたいな眼鏡をかけていたんですが、高校ではダブルスクールで美容学校に通っていたこともあって、高校デビューというか、ちょっとだけキラキラしていました(笑)。17歳の頃には『ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』にも出ましたし。

八村 いいな、羨ましいぜ!

岐洲 ちょっとだけね(笑)。

>>>仲の良さにキュン! 岐洲匠×八村倫太郎 撮り下ろしカットを全部見る!(写真13点)

寺林 沙樹

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