◆椿役 大須賀純――本作の印象今のご時世に使ってもいいか悩みますが「密の濃い」作品だなと。
1カット1カットに詰め込まれた情報の多さ画の力、脚本の力に負けないように演じました。
――演じるキャラクターの印象と役に対する意気込みフェナに同行する侍たちの中では最年長。
個性的なメンバーをまとめる立場なのですが振り回されている印象ですね。
怒鳴りつつも面倒をみる……オカンですね。彼は。
「侍」らしさは見られるのか…な?
▲真田家の精鋭部隊のひとり。戦いでは短尺の忍者刀を用いる。最年長で、みんなに料理を振る舞う台所番。一人で仲間のボケを全て受け止める常識人。常に胃が痛い。
◆真樺(まかば)役 田中進太郎――本作の印象毎話毎話これは映画じゃないのかというくらいの映画美でこの世界に引き込まれます。そしてストーリーも色んな謎や笑いや戦いがたくさん盛り込まれてるので、アフレコの時から超楽しかったです!
本当に収録が毎回楽しみで、みんなででたくさん笑いながら録っててました。
とにかくみなさんのお芝居やアドリブがすごくて、キャラクター達の個性が大爆発しております。そこにあの映像美が合わさり、これはもう一アニメオタクとしても早く……早く見たいんじゃぁ! と、今もワクワクしております。
ストーリーはもちろんなんですが個人的には侍達の気持ちのいいテンポの日常会話のシーンにも注目していただきたいです。
めっちゃ面白いので。
――演じるキャラクターの印象と役に対する意気込み自分が演じる真樺(まかば)は普段は無口でどちらかというと感情の起伏が激しい侍達を後ろから見守ってる大男なんですが、いざというときは仲間のために率先して行動する縁の下の力持ちで優しさの塊です。自分も大男と大食らいうところは似てるので、真樺みたいな優しさと強さの塊になりたいなぁと思いました。
演じてる時は、なんせ他の侍達より喋らないので、ひとつひとつのセリフに真心を込めて、その場に存在している。生きている。みんなと笑ってる。戦っているというのを意識してやらせていただきました。
なのでストーリーの中でたくさん喋ってみんなとドンチャンするシーンは少ないですが、会話の中にポンと現れる真樺、後ろで何かしている真樺、力持ちで戦ってる時のカッコいい真樺にも注目していただけると嬉しいです♪
みんな~よろしくね~(真樺)
▲真田家の精鋭部隊のひとり。戦いではナックルダスターでの近接戦を得意とする。仲間内では一番大柄で力持ち。心の優しい温和な少年。
◆サルマン役 村治学――本作の印象和魂洋才のワクワクする作品!
それぞれのキャラも際立ち、湿度の伝わる画がとってもきれいです。
――演じるキャラクターの印象と役に対する意気込みキャラクター的にも年齢設定的にもあまり演じたことのない役柄でしたが、平田さんの胸をお借りして好き放題「やり散らかさせて」頂きました。
仕上がりが楽しみです!
▲ハウトマン家に仕え、幼年時代のフェナを知る騎士のひとり。若い頃は「進撃のサルマン」と恐れられた槍の名手であった。今では歯が抜けて、「さ行」がうまく言えない。
◆オットー役 平田広明――本作の印象監督から直々にお声掛け頂いた役でしたので、無我夢中で演じたせいか、物語全体の世界観をどう感じたのか、あまり覚えていません。
完全プレスコでの収録でしたが、収録用の映像がとても綺麗だったのが印象的でした。
――演じるキャラクターの印象と役に対する意気込み新たな領域へのチェレンジです。
演じるにあたって恐怖感もありましたが、相棒のサルマン役が吹き替えの現場でもお世話になっている同い年の村治学さんなので、全てを彼に委ねてオットー役に飛び込みました。
▲ハウトマン家に仕え、幼年時代のフェナを知る騎士のひとり。若い頃は「電撃のオットー」と呼ばれ、電光石火の剣技で鳴らしていた。今ではお腹まわりが大きく、素早く動けない。
(C)Kazuto Nakazawa / Production I.G