白ねぎは木村良平指定⁉ ABCクッキングスタジオで新感覚料理教室を体験

動画はまず、立華玲の自己紹介やドラマの設定を説明するプロローグからスタート。タブレットを眺めながら自然に物語に入り込めるようになっている。話がとんとん拍子に進み、いつの間にやらアルバイトとして採用されることになった筆者。手始めに「白ねぎのカマンベールチーズリゾット」の作り方を教えてもらえることに。ここで、「そういえば料理教室に来ているんだった！」とちょっと慌てるくらいに物語の世界観に入り込んでいたことに気付く。ちなみに、なぜこのメニューなのかと言うと、玲役の声優・木村良平さんから「白ねぎ」を使ったメニューをとリクエストがあったのだとか。
動画では玲がリゾットの作り方を教えてくれるのだが、これがとても丁寧。料理を全くしない人でも分かるように実際の手の動きを撮影した動画を交えながら、包丁の持ち方からしっかり教えてくれる。玲に言われるがまま、水を軽量したり、下準備の為、鍋に水・青ネギ・コンソメを入れて加熱したり。調理時間も緻密に計算して作られているので、早すぎることも遅すぎることもなく付いていくことが出来る。しめじの英名や料理法についての豆知識も教えてもらいつつ、ねぎをみじん切りにしたり、ベーコンを切ったり楽しく動画は進む。途中モタモタして少し追い付かない所があったのだが、そんな時も大丈夫。玲が優しく声を掛けてくれて、動画の一時停止を促してくれる。こういうところは、複数名が同時に参加している通常の料理教室ではあり得ないことだろう。私以外の参加者も適宜自分のペースで動画を止めたりしていて、本当にマイペースで料理を作ることができた。
数あるアドバイスの中で一番嬉しかったのは、塩の入れ方。普段適当につまんで入れていたが、ひとつまみと少々の違いを改めて教えてもらえた時には、他の参加者からも歓声が上がっていた。リゾットなんてお洒落なものが果たして自分に作れるのかと思っていたが、意外と簡単であっという間に煮詰めるところまできた。ぐつぐつしている鍋を木べらで混ぜていると、すごく無心になっている自分に気付く。改めて料理って良いなという気持ちになっていると、いつの間にやら出来上がり。お皿に盛り付けて（この時もこぼしても大丈夫だよと優しい玲。フォローがしっかりしている）、黒こしょうをかけて無事完成！　所要時間は大体30分ほど。集中して作ることが出来た。
料理を無事に作り終わると、ここでしか見られない玲の過去に触れるエピローグが流れるのだが、なぜ玲がこのカフェの店長をしているのかなども知ることができ、より親近感もわく。試食まで終えたら（持ち帰りも可能）、タブレットレッスンは終了。

料理の楽しさを知ってほしい、このレッスンをきっかけに一歩踏み出すきっかけになってくれたらという熱い想いで作られたこのタブレットレッスン。料理に自信がない人、料理を習いたいけれど料理教室が初めてで少し不安や緊張がある人、そしてもちろん木村良平さんの声に癒やされたい人にはもってこいの今回の企画。朝9時までの申し込みなら当日予約も可能なので、思いついたタイミングで気軽に体験してみてはいかがだろうか？　5月31日までの予定で東京を中心に全国30スタジオで開催中。3500円（税込）。ABCクッキングスタジオのHPから「カーネーション」と検索することで申込ページに飛ぶことができる。

＞＞＞タブレットの画面や実際の料理、立華玲と木村良平さんを見る（写真15点）

※スタジオの営業は施設内の営業に準ずる

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