楠木ともりが『ツンリゼ』現場で楽しみにしていたこと

【もし神の声が聞こえたら……？】

――本作にちなみまして、もし楠木さんが自分の未来を知っている神の声が聞こえるようになったら、どんなことを聞いてみたいですか？

楠木　えーーっ！　そうですね……基本的には、未来は知らないほうがワクワクするので、あまり聞きたくないタイプなのですが、「いつ風邪をひきます」とか「今日は頭痛がきます」とか、そういうことが事前に分かっていたら、それを頼りにお仕事のスケジュールが組めるので、聞いてみたいですね！

――なるほど。ちなみに、中村さんに聞いたときは「そんな声が聞こえるようになったら、まず病院に行く」と言われました（笑）。

楠木　それはその通りですね、確かに急いで病院に行ったほうがいい（笑）！

【最後に】

――改めて、本作の見どころはどんなところにあると思われますか。

楠木　どんどんストーリーが展開していくところです。いいところで終わって、次の話数に引っ張る……みたいなことがないので、ストレスフリーで観ることができるんです。テンポよく進む分、内容もすごく濃くて。前半はギャグ要素が強いのですが、後半は様々な真実が明らかになるシリアスな展開となるので、前半と後半で作品の印象が全然違うところもポイントです。もしも最初の数話で「どうかな……？」と思っても、ぜひ最後までお付き合いいただきたいですね。全話通して観ることで、本当にすごく楽しめる作品なので！

――では最後に、楠木さんからリーゼロッテに何か一言、声をかけるとしたら？

楠木　かけたい言葉はたくさんあるのですが、そうですね……。やっぱり「ジークはちゃんと愛してくれているよ」でしょうか。リーゼロッテには、これだけは知っていてもらいたいですね。そして、安心してほしいなと思います。

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（C）恵ノ島すず・えいひ／KADOKAWA／ツンリゼ製作委員会2023