• 『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』制作の裏側に迫る書籍が発売
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2023.01.30

『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』制作の裏側に迫る書籍が発売

(C)創通・サンライズ

太田出版より「安彦良和 マイ・バック・ページズ 『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』編」が現在発売中。本書は、2021年に公開された劇場アニメ作品の誕生の裏側に迫るメイキングブックだ。

『機動戦士ガンダム』『クラッシャージョウ』ほか数多くのアニメ作品に関わり、現在は漫画家として活躍する安彦良和が久々にアニメの現場へと戻ったことで大きな話題を呼んだ『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』。本作は、ガンダムシリーズの原点であるテレビアニメ『機動戦士ガンダム』第15話『ククルス・ドアンの島』を長編映画化したもので、『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙』の劇場公開から40年の時を経てRX-78-02 ガンダムとアムロ、そしてお馴染みのホワイトベースの仲間たちが登場することから多くのファンの注目を集める1作となった。

本書は、2021年に発売された安彦監督のキャリア史をまとめた書籍「安彦良和 マイ・バック・ページズ」の姉妹編として企画され、前作に続いて安彦監督の信頼を得たライター・石井誠との共著となっている。
本文では雑誌「CONTINUE」に連載された安彦監督のロングインタビュー「安彦良和 マイ・バック・ページズ 特別編」を柱に、小形尚弘エグゼクティブプロデューサー、福嶋大策プロデューサー、イム ガヒ副監督、田村篤総作画監督、YAMATO WORKSの森田修平、安部保仁の取材を挿入しながら企画の始まりから現在までの歩みを追いかけていく。様々な角度から照らし出される作品完成の過程を楽しめる一方、大きな波紋を呼んだ「この作品が最後のアニメ」と語った安彦監督の現在の心境に迫るなど、実に興味深い内容に仕上がっている。
そして巻頭・巻末のカラーページでは、本作のために安彦監督が描き下ろしたイラスト類もまとめて掲載されているのも大きな注目ポイントだ。

さらに番外編として「安彦良和『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』展」ところざわ会場開催時に行われた、作画に関してのロングインタビュー「安彦良和の作画術」も併せて掲載。こちらも「クリエイター安彦良和」のメイキングとして読むことができ、まさにファン必読の一冊と言えるだろう。

(C)創通・サンライズ

アニメージュプラス編集部

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