『風の谷のナウシカ』の腐海も！『金曜ロードショーとジブリ展』開催決定！

日本テレビ系の映画番組「金曜ロードショー」のヒストリーを辿りながら、スタジオジブリ作品の魅力を紹介する展覧会「金曜ロードショーとジブリ展」が2023年、東京と富山で開催決定した。

1985年に始まった「金曜ロードショー」は、翌86年に『風の谷のナウシカ』（84年、宮崎駿監督）を初放映（※）して以来、これまで200回以上にわたってスタジオジブリ作品を放映してきた。その歴史はスタジオジブリが人気を確立し、作品の評価を不動のものとしていく足跡と共にあり、現在も続いている。スタジオジブリと言えば、宮崎駿が監督する『君たちはどう生きるか』が今年公開予定だ。

本展では、放送された時代ごとの記憶と記録を通じて映画の魅力に迫るほか、昭和から平成、令和に至る世相を掘り起こすことで、スタジオジブリ作品が持つ時代性と普遍性を浮かび上がらせる。

また、『風の谷のナウシカ』に登場する “腐海“ を、稀代の造形作家として世界に多くのファンを持つ竹谷隆之らが作成し表現した空間「風の谷のナウシカ 王蟲の世界」、2018〜19年に開催された「ジブリの大博覧会」富山展のために作られた巨大な「ジブリの幻燈楼」が登場。
さらに映画の世界に飛び込めるようなフォトスポットも登場し、スタジオジブリ作品の世界観が楽しめる。

東京展は天王洲の寺田倉庫B＆C HALL／E HALLで2023年6月29日（木）～9月24日（日）、富山展は富山市の富山県美術館で2023年10月7日（土）～24年1月28日（日）に開催。さらに来春以降、全国各地での巡回も予定されている。

圧倒的なデータベースでタイムスリップする体感型の展覧会をどうぞお楽しみに！

【関連画像】圧巻の王蟲や「ジブリの幻燈楼」を見る（写真4点）

※『風の谷のナウシカ』の初放映は85年、日本テレビの特別番組
※宮崎駿の「崎」はたつさきが正しい表記。
（C）Studio Ghibli