<鹿目凛(でんぱ組.inc)>アイドルを始めて9年になりますが、私が気付かずに落としてしまっていた初心をハッと思い出させてくれる作品でした。何故ヲタクはアイドルを応援するのか、応援されるのか。
その理由がこの映画に詰まっていて、鑑賞を終えた自分自身が更にキラキラしているように感じました。
<竹中夏海(振付師・コラムニスト)>生身の人間を推すことは、なんと危うい行為だろう。
それでも「出会ってしまった」ら、用法・用量を守って。くれぐれも死なないで。
<でか美ちゃん(タレント)>えりぴよ・くまさ・基の "おまいつ" オタ友三人衆の姿に身に覚えありまくりです。
本名や職業を知らなくても、年齢がバラバラでも、好きなものが同じってだけで育める友情ってかけがえない! 見終わってすぐ、オタ友に連絡しちゃいました(笑)
<児玉雨子(作詞家)>雨にも負けず風にも負けず、いつでもどこへでも駆けつけるファンの猛烈な愛。推し推されの関係はもちろん、お互いハンドルネームしか知らない、推しやグループが存在しなければ出会わなかっただろうファン同士の支え合いが尊い……
<北川昌弘(昭和からのアイドルウォッチャー)>トップアイドルグループ “乃木坂46” の中でも、際立った存在だった松村沙友理。
今回のジャージ姿で、推しメンに一途なアイドルオタク・えりぴよ役は、一周回って清々しさまで感じる見事さ。
かたや推される側の舞菜役伊礼姫奈の守りたくなる不器用なピュアさもヤバい。
本当に武道館に行っちゃったら、死んじゃうのかと、結末がとても心配です…。
<南波一海(音楽ライター/PENGUIN DISC)>無名だがたしかな輝きを放つローカルアイドルと、それに魅せられた地元の数少ないファン。
両者の間で生まれた熱が、時にすれ違いや軋みを伴いながらも外側に伝播していくスリリングな過程に、2010年代のシーンのムードを思い出しました。
それにしてもChamJam、ダンスのクオリティ高すぎ!
<劔樹人(ミュージシャン・漫画家)>常軌を逸した行動力、無駄な自意識、鍛えてるわけでもないのに計り知れない体力…
えりぴよさんのようなオタクは荒唐無稽なようで、割といるからアイドルオタクは面白いです。
現実も物語も奇だからいいのです!
<青木源太(フリーアナウンサー)>“推し” がいることの素晴らしさの本質は、 「その “推し” を好きになった自分を好きになる」ということにある。
つまり、人生において “推し” が見つかることそれ自体が、もはや “推し” の存在そのものよりもはるかに尊いのである。
【順不同/敬称略】
劇場版ではChamJamは一体どのような活躍を見せてくれるのか!? えりぴよ達の応援する姿からも目が離せない、見れば誰もが応援したくなる “推し活” エンターテイメント!
映画館の大きなスクリーンでスケールアップした『推し武道』に乞うご期待!
>>>場面写真や作品ビジュアルを見る(写真2点)(C)平尾アウリ・徳間書店/「劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ」製作委員会