• 「本当にヤバイ映画です」と語る、前野朋哉による『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer』撮影秘話!
  • 「本当にヤバイ映画です」と語る、前野朋哉による『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer』撮影秘話!
2019.08.06

「本当にヤバイ映画です」と語る、前野朋哉による『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer』撮影秘話!

絶賛公開中の『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer』で織田信長役を演じられた前野朋哉さん。南光太郎の衣装で登場!



◆語り尽くせないくらいたくさん見所があります。本当にヤバイ映画ですよ

ーー本当に仮面ライダー漬けですね。

前野 それは『仮面ライダージオウ』のおかげです。それでいろいろと興味が出て遡って観ているので。個人的には『仮面ライダージオウ』の響鬼回(EP33・34)はすごく熱かったですね。みんなそういう思いで観ているんだろうなと思いました。自分の好きだった仮面ライダーの回は思い入れが強いんだろうなと。まだまだいっぱい観る仮面ライダーがいるので、しばらくこの何年かはずっと楽しいなっていう感じです。今は配信とかもあって観やすいですからね。

ーーご自身が演じられる織田信長という役と作品の見所をお願いします。

前野 織田信長の見どころは、信長って実在する人物ではあるけれど実際に観た人はいまの世の中にはいないわけですよね。これは今回のテーマにもなっているんですけど、歴史上の人物として伝わってきた信長像と真実の信長は果たして一緒なのか、というところです。

新しい未来は、過去がどうであれ、1人のたった一つの行動と決意で良くも悪くも変わっていく。まさに仮面ライダージオウのソウゴ君は最低最悪の魔王になる未来を変えようと生きていくじゃないですか。そういうテーマが織田信長にもある。実際の織田信長とイメージしていたのとでは全然違うよねと。でもそれを肯定してくれるっていう、そういうところがテーマにも盛り込まれてるというところですかね。なので僕自身は新しい信長でいいんだという感覚で演じられたので、楽しかったです。

作品の見どころは、たくさんあって全部といえば全部なんですが、かなり幅広い世代に受け入れられやすい作品だと思うんです。今回の映画から観ても全然楽しめると思いますし、いままで観てきた方達にとってはちょっとご褒美みたいな感じですかね。とにかくてんこ盛りなんです! 抜群に格好いいです! 観終わったときにものすごい充実感と、もう一度観ようという気持ちに本当になります。劇場で観てもらいたいですね。爆音で味わってもらいたい。

すでに僕は2回目早く観たいなっていう感じですね。結構、後半のスピード感というか、畳み掛けがすごいので。そして爆笑もできるし泣けます。いろいろ詰まっています。よく「泣ける!」って言いますが、本当に泣けます。語り尽くせないくらいたくさん見所があります。本当にヤバイ映画ですよ。

ーー最後に仮面ライダー好きの前野さんが思うヒーロー像ってありますか。

前野 これっていうのがないのがいいんだろうなと思います。時代によってヒーローの在り方もすごく変わってきていると思うので、その時代その時代の、その人その人のヒーローっていうのがあるんだなと。そういう幅広いものとしてヒーローはあると思っています。ただやっぱり格好良くあって欲しいですね。格好悪いところももちろんですが、格好いいところがあるのがヒーロー。9格好悪くても、1格好いいところがあれば、ヒーローだなと思います。

——ありがとうございました。

※田崎竜太監督の「崎」は「大」ではなく「立」が正式表記です。



前野朋哉(まえの・ともや) Profile

1986年1月14日生まれ。岡山県出身。監督・脚本・主演をした映画『脚の生えたおたまじゃくし』が「ゆうばり国際ファンタッスティック映画祭2010」で審査員特別賞&シネガー賞をW受賞。以後、監督と俳優を並行して映画、ドラマ、CM、舞台と幅広く活躍中。


写真撮影:松山勇樹

劇場版「ジオウ・リュウソウジャー」製作委員会
(C)石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映 (C)2019 テレビ朝日・東映AG・東映

文/村北恵子

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