• 新人からの卒業…!? アップアップガールズ(2)新倉愛海が語る「過去」そして「現在」【後編】
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2019.11.16

新人からの卒業…!? アップアップガールズ(2)新倉愛海が語る「過去」そして「現在」【後編】

新倉愛海(にいくら あみ)/2003年6月1日生まれ。神奈川県出身。高校1年生、16歳。アプガ(2)の3期メンバーとして、2019年3月3日に加入。愛称はあみた。自称、チョコミントの人。いちいち可愛いと評判。特技:ダンス、金魚すくい


■アップアップガールズ(2)オーディションのあみた


――本当にそうですよね。トイスマイリーの解散が2018年12月29日で、(2)のオーディションが発表になったのが12月22日で。

新倉 本当に、奇跡でした。実は自分は、(2)が結成されたオーディションも受けていて、その時は二次審査で落ちてしまったんです。それもあって、(2)のオーディションを見つけた時は迷わずにもう絶対受けようと思いました。ですが、もう高校生になりますし、これが最後のチャンスかもしれないと、これまでのオーディション以上に緊張しましたね。これまで楽しく踊っていたダンスだったのに、身体が震えて、思うように動かなくて……初めての感覚でした。それまではステージでも楽しんじゃうほうだったので、まさか自分がこんなに緊張するなんて思ってなかったですね。その時にアイドルへの最後の挑戦という自分の状況と、オーディションの重さというのを感じました。

――それまでに受けたオーディションとは、心境が違ったんですね。

新倉 二次審査が上手くいかなくて、もう絶対に落ちたと思って、泣きながら帰りました。合格通知が来るまでの期間、もう生きていくだけで精一杯で(笑)。お風呂に入ってるときとか「あ〜! ヤバいどうしよう……」って思い詰めて、落ちるなら早く通知来てくれと(笑)。

――(笑)。ですが二次審査に合格して、そのあとSHOWROOM審査に進みました。あみたはSHOWROOMを毎日本当に全力でやっているなと思っていましたよ

新倉 SHOWROOMの個人配信はトイスマイリーでもやっていたので、慣れていたというか、すごく役に立ちました。自分をアピールするために、いろいろ考えてできたかなと思います。

――ダンス踊ったり、着ぐるみを着たり、知育菓子作ったり、この子はいろんなことをやるなと思ってました。

新倉 とにかく爪痕を残さなきゃって必死でしたね。毎日何時間も観てくださるかたがいらっしゃるので、飽きさせちゃいけないし、もっと楽しんでもらわなきゃって、いろいろやってましたね。出来ないのに料理作ったり(笑)。

――それで、順位はずっと上位でした。

新倉 もう、観てくださったみなさんに、感謝しかなかったですね。こんな自分を応援してくださって……順位の変動に押しつぶされそうになっていましたけど、ひとりひとりのコメントもがすごく暖かくて、本当に励みになりました。

――あとは、かあちゃんとの会話もおもしろかったです!

新倉 そうでしたね。トークは苦手だったんですよ。でもかあちゃんのツッコミで、みなさんのコメントも盛り上がって、話題が増えるという感じで……正直最初は、かあちゃんがSHOWROOMに参加するのが苦手だったんですよ。どういう反応したらいいのかわからなくて。でも、かあちゃんのツッコミや笑い声で、話題が展開していって、いま考えるとよかったなって思います。握手会とかで「かあちゃん推しです」って行ってくる人も多くて、「いやちょっと待って!」って言ってましたね(笑)。

――中学生の女子が、「かあちゃん」「とうちゃん」っていうのも、かなり衝撃でしたよ。なんでそういう呼び方になったんですか?

新倉 いや〜、それは小さい頃から自然にそう呼んでましたね。福島の親戚がいるので、その影響もあったりするのかも知れないです。自分ではまったく気にしてなかったので、ファンのみなさんに言われて、普通じゃないんだって気づきました(笑)。

――かあちゃんと言えば、みん太くん(あみたがいつも持ち歩いているチョコミントがモチーフのぬいぐるみ)は、かあちゃんの手作りなんですよね。すごく器用というか、上手だなと。

新倉 かあちゃんは昔から、ものを作ったりするのが得意なんですよ。ダンスの衣装とかも、私の身体が小さかったんで、直してくれてたりしました。それで、みん太くんも作ってもらって、SHOWROOMでちらつかせたりしてました(笑)。

――あのデザインというか、顔も絶妙な感じでいいですよね。

新倉 私に似てるって言われます(笑)。今ではみん太くんは、4人います。大きいの2人と、中くらいのの小さいの1人ずつ。今日は荷物がいっぱいだなってときは、小さいのをポケットに入れていきます。

文/岩岡としえ

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