• アップアップガールズ(2)リーダー・高萩千夏の覚悟「みなさんの、希望になりたいです」《後編》
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2020.04.08

アップアップガールズ(2)リーダー・高萩千夏の覚悟「みなさんの、希望になりたいです」《後編》

高萩千夏/たかはぎ ちなつ 1997年7月4日生まれ。福島県出身。22歳。アプガ(2)の初期メンバーであり、頼れるリーダー。自ら振り付けた、アプガ(2)の曲も多数。この春大学を卒業し、アプガ(2)の活動に専念する。特技:料理、振り付け、とにかく美味しそうに食べる


――説得力!?

高萩 説得力のある人になりたい!

――説得力……あると思いますよ。下の子たちは、ちゃんとリーダーのちなっちゃんについてきていると思います。

高萩 本当ですか? 自分なんかまだ全然若いですけど、歳をとるごとに出てくる説得力ってあるじゃないですか。なんかちゃんと、そういう部分で、若い子たちを引っ張っていければなと思います。

――なるほど。ちなっちゃんから見て、説得力がある人って誰ですか?

高萩 それこそ大森靖子さんは、すごく説得力ありますよね。だからファンの方は、もうめちゃくちゃ大森さんのことが好きなんだと思います。見ていて、すごくわかりました。大森さんの書く詞とか、生き方とかに説得力があるからだと思います。人間として芯がある、そういう感じですよね。

――だから大森さんのファンは、大森さんに共感しているんだろうなというのは感じますね。

高萩 そこが、すごいと思います。わたしも大森さんのように、人間性をしっかり高めていきたいと思います。わたし、めちゃくちゃアイドル、っていうタイプでもないので(笑)、人間味を出していきたいなと考えていますね。

――(笑)。いやいや、ステージでの笑顔は、めちゃくちゃアイドルですよ!

高萩 アイドルというより、常に笑顔はわたしのモットーなんで(笑)。

――あとは、まーちゃんもそうですが、ちなっちゃんもツアーでより歌に力を入れている感じがしていました。「ブルースカイブルース」は、アルバムのリリースイベントで完成されたのかと思っていたんですよ。でもツアーが始まったら、まだ進化していると驚きました。

高萩 ! ツアーに向けて、めっちゃ練習しましたね。まーちゃんもそうです。もっと上を目指さないと。

――先輩メンバーが妥協せずに上を目指しているから、後輩たちも上を目指してガンバる、そういうことですね。

高萩 まあ、うちらみんな、根が真面目なんで(笑)。

――いつもわちゃわちゃしてますけど、みんな真面目ですもんね(笑)。

高萩 わたし、リーダーに任命されたときは「やだー!」「ムリー!」って感じだったんですけど、いまはリーダーがいたほうがまとまるグループだなと感じていて、結果よかったなと思っています。なにも言わない初期メンバーが多いんですよ(笑)。まーちゃんもかじぃも、自分からなにも言わないタイプなんで。本当はわたしも、優柔不断だし「好きにやればいいじゃん」ってタイプですけど、わたしが言わなきゃなって。年齢の幅も広いグループなんで、丁寧に説明しないと伝わらないことも多いんですよね。

――そこまで言わなくてもわかるだろうと思っても、若い子たちは理解できないことも多いと。

高萩 そうですね。だからわたしがそういう役割になろうと考えて、リーダーをやってきてよかったなと思っています。パフォーマンス面だけじゃなくて、社会常識的な部分や、礼儀の部分も。最初から言ってるんですけど、アイドルとしてじゃなくて、私生活の部分も見ていくと決めたんです。なんか大人になったときに、「アイドルやってたから、甘やかされて、そんなことも知らないんだ」とは言われたくなくて。とにかくメンバーにも、芯のある人間になって欲しいと思っています。いろいろ大変な状況はありますが、アプガ(2)メンバー全員で、みなさんを楽しませられるように、精一杯ガンバっていきますので、よろしくお願いします。

編集/小田サトシ

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