• 新曲全曲紹介!ASCA最新アルバム『百希夜行』を徹底解剖
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2021.01.20

新曲全曲紹介!ASCA最新アルバム『百希夜行』を徹底解剖

1月27日にアルバム『百希夜行』をリリースするASCAさん

2021年1月27日にリリースされる、ASCAさんのニューアルバム『百希夜行』。既にシングルで発表された『CHAIN』や『Howling』を含む全11曲が収録された2作目のアルバムは、コロナ禍の今だからこそ生まれた曲が詰まっています。それぞれの曲に込めた想いをASCAさんに熱く語っていただきました。

――今回のアルバムのタイトルが『百希夜行』。前作のアルバム『百歌繚乱』に続き、四字熟語の一字を変えたお洒落なタイトルですが、この案はASCAさんが出されたものでしょうか?

ASCA 一文字もじるというのは、スタッフさんと話していて、かっこいいよねということで始めたんです。でも、そろそろネタが尽きてきていて、3枚目のアルバムは「百」縛りが難しくなると思います(笑)。

――今回、どんな理由で「鬼」を希望の「希」にされたのでしょうか?

ASCA この2020年を乗り切ってきて出したいアルバムってどんなものだろうって考えた時に、今年は、毎日生きているだけで大変だし、生きているだけで素晴らしいということを感じた1年だったなと思ったんです。なので、生きることに前向きになれるようなメッセージを届けたいと思って「希望」というワードにしました。

――とすると、タイトル自体は結構すんなり決まったのでしょうか?

ASCA いや、結構悩みましたね。2020年を乗り切ったみんなに希望を与えられるようなものにしたいというテーマは早くに決まっていたのですが、タイトルをどうしようかということになって……。そこで浮かんだのが、前作のシングル『Howling』で私が何回も言っていた、「最高の場所までみんなを連れていきたい」という言葉。そこから、引き連れてるイメージが当てはまる言葉を探していったところ、百鬼夜行という言葉に辿り着きました。でも、ファンのみんなは鬼や妖怪ではないので(笑)、鬼の字を希望に変えて。ここまで思いを込めたタイトルは初めてですね。

――今回のアルバムには、新曲はもちろんのこと、既にシングルとして発表されている『CHAIN』や『Howling』も収録されていますよね。どんな内容のアルバムになっているのでしょうか?

ASCA 2020年の始めに出した『CHAIN』は、ファンの皆さんとの絆をテーマに描いた楽曲でした。けれど、リリース直後に自粛期間が始まってしまって、皆さんとの絆が閉ざされてしまったような気持ちになっていたんです……。そんな苦しい自粛期間を乗り越えて、こんな時代だからこそ声を上げていきたいと書いたのが『Howling』。この曲で、止まっていた時間が動き出したという感じを表現できたかなと思っていて。なので、この2曲はもちろんのこと、2020年だからこそ届けられるものを届けたいと思って、今回のアルバムを制作していきました。

――2020年を象徴したアルバムに仕上がっているんですね。今回は新曲もたくさん収録されていますが、それぞれについてもお話をお聞きできればと思います。まずは、『進化論』から。こちらはアプリゲーム『ソードアート・オンライン アリシゼーション・ブレイディング』の主題歌になっていますね。

ASCA そうなんです。『ソードアート・オンライン』シリーズの新たな物語ということで、今作の主人公であるロニエとティーゼの意志を歌詞の中に入れてほしいというオーダーをいただいて作りました。今作は、『ソードアート・オンライン』シリーズの元々の主人公(キリト達)がいなくなってしまった世界で、彼らの意思を受け継いで、ロニエとティーゼが世界に立ち向かっていくという物語になっているんですが、そんな二人の姿が自分自身とリンクしているなと感じまして。というのも、私自身、歌手として活動する中で、常に進化し続けていかなきゃいけないという想いが凄く強いんです。停滞していたくなくて。「成長したなASCA」って言ってもらいたくて活動しているところがあるので(笑)、まさにその想いがこの楽曲には入っているんです。人が死んでも繋がっていく想いというものは絶対にあると信じて、歌わせていただきました。この1年色々あったけれど、くよくよしていられないな、自分を鼓舞して進化し続けていきたいなという自分の想いと、ゲームの主人公達の未来に繋ぐという想いが込もった楽曲になっていると思います。

――壮大な想いが入っている楽曲なんですね。作詞は時間が掛かりましたか?

ASCA そんなに時間は掛からなかったですね。一緒に曲を作った重永亮介さんが用意してくださった、最初のワード「命がけの生存競争 まだ終わらないから」に鬼気迫る思いを感じて、そこから言葉を紡いでいきました。ロニエとティーゼに想いを寄せつつ、「今、変わっていかないといけない!」という自分の想いも入れていったら自然と出来ていったという感じです。

アニメージュプラス編集部