『ボイスアニメージュ』のインタビューコーナー『Voice Feature』がWEBで展開! 第3回目は、寺島拓篤さんが登場。
8月25日に11thシングル『Reincarnate』を発売し、いよいよ9月22日には、オンラインライブ『TAKUMA TERASHIMA ONLINE LIVE 2020 4th STAGE ~ ASSEMBLE ~』の模様を収録したBlu-rayをリリースする寺島拓篤さん。閉塞感のある世の中においても、寺島さんのクリエイティブな姿勢は一向に衰えを見せない。今回はそんな両リリースタイトルを通じて、寺島さんにアーティストとしての展望を語っていただいた。
【Voice Feature:03 寺島拓篤】──11thシングル『Reincarnate』が発売となりました。寺島 今回、作曲と編曲はR・O・Nさんが担当してくださいました。個人的にバラードを歌うのがあまり得意ではないということもあって、難しそうだなという印象を受けました。
──R・O・Nさんの楽曲は作家性が強いですよね。
寺島 強いですよ(笑)! ご本人が歌われるということもありますし、曲を聴いただけで「あっ、R・O・Nさんの楽曲だ!」ってすぐに分かります(笑)。
──作詞は寺島さん自身が担当されています。作詞をする上で、自分の「カラー」はどんな部分にあると寺島さんは考えていらっしゃいますか?寺島 今年の4月に発売された熊田茜音さんの『Brand new diary』に歌詞提供もさせていただきましたが、楽曲の感想を辿っていたら「てらしーの作詞って感じ!」という意見を見つけたりもしまして(笑)。でも、自分でそれがどこなのかは明確ではなくて……。おそらく、似たフレーズを繰り返したり、一番と二番で共通項を作ったり、そういった作家性みたいなものが自然と出てきたんだと思います。これだけ作詞をしてきて何もなかったら問題でしょうし(笑)。
──自覚して武器にするというよりは、あくまで自然に?寺島 そうですね……。うまく自然とにじみ出て良い方向に働いていたらいいなぁとは思っています。このスタンスは自分の曲だけでなく歌詞提供をする場合も一緒。ただ、歌詞提供をする場合は自分の色を出すだけではなくて「そのアーティストさんやファンが喜んでくれるような内容」であることも大切にしようと考えています。
──今後も歌詞提供はしていきたい?寺島 もちろんです! 『King&Rogueone』を除けば、歌詞提供は熊田さんが初めて。「女性の方に自分の歌詞を歌ってもらうと、こうなるのか」という発見もありましたし、本当に良い経験をさせていただきました!