• アップアップガールズ(2) 森永新菜の様々なきっかけと、諦めない腐らないこと《後編》
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2020.11.05

アップアップガールズ(2) 森永新菜の様々なきっかけと、諦めない腐らないこと《後編》

森永新菜さん


■SNSのきっかけとこれからの森永新菜

――(笑)。自粛期間に入ってから、森永さんの才能がどんどん表に出てきていますよね。SHOWROOMの毎日配信も続いていますし。

森永 自粛期間に入るちょっとまえから、SHOWROOM毎日配信を始めたんですよ。自粛期間に入ってライブツアーも、森永初の東京凱旋ライブもできなくなったのは悔しかったですけど、SNSをもっとみなさんが見るようになって、森永のSHOWROOMも観てくださる人が増えて、森永にハマってくれたり、森永きっかけでアプガ(2)を知ってくださったり、嬉しい限りです。

――SHOWROOM毎日配信を始めたり、YouTubeの「にきチャン!」の動画を自分で編集したり、SNSを積極的にやろうと思ったきっかけは何だったんですか?

森永 もともとアプガ(2)のオーディションに落ちたら、YouTuberになってやろう思ってたんですよ! 編集に関しては、アプガ(2)が「にきチャン!」を始めたんで、じゃあ編集とか、好き勝手にやっちゃおうっていう感じでしたね。あとは、自分は文章を書くのが苦手なんですよ。文章を書こうとしても、しっちゃかめっちゃかになっちゃうんです。実はLINEとかも苦手で「話あるなら電話して!」っていうタイプなんです。文章書くよりもしゃべるのが好きなので、SHOWROOMが一番、自分に合うんじゃないかと思ったんです。

――しゃべるのは、昔から好きだったんですか?

森永 いえ、昔はしゃべるのが苦手だったんです。友だちといっしょに下校するときに、会話と会話の間の沈黙が苦手だったんで、あれを埋めようと思って下校時にしゃべる練習をしたんですよ。

――がんばって、克服したんですか!?

森永 めっちゃしゃべるYouTuberの研究をして、そのマネをしてしゃべってみたりとか。もともと陰キャだったんで、これじゃ友だちができないと思って、がんばりました。人間関係って大事だろうなと思いましたし、そうしたら、おしゃべり好きになりました。

――なんだか今の話を聞いて、森永さんは諦めずに腐らずに、がんばる人なんだなと解りました!

森永 ありがとうございます!

――SHOWROOM配信も、またどんどんおもしろくなってますね。一時期なんか、続けるのが辛いのかなという時期もありましたけど、ここ数カ月おもしろいです。

森永 確かに、配信に疲れてた時期はありましたね。なんかVtuberの御伽原江良さんというかたがいらっしゃって、凄いんですよ。感情の起伏が凄いんです。スパチャをもらったら、スパチャの歌を歌ったりして。もうおもしろくて衝撃を受けちゃって。こんな風に配信ができたら、もっとみんなを巻き込めるんじゃないかなって、マネしてやってみたんですよ。SHOWROOMでギフトもらったときに、小判の歌を歌ったりしてますけど、かなり影響受けてますね。

――あのノリは、ちゃんと考えて、変えようと思った結果だったんですね。それは気づきませんでした。それで、かなりSHOWROOMを観てくれる人は増えたと思います。でもそれだけではなくて、時々真面目な、哲学的な話もしたりするじゃないですか。

森永 そうですね。SHOWROOMではガチガンジーと呼ばれている、スイスに留学していた森永の友だちがいるんですけど、自粛期間にその子といろいろLINEとかで話すようになって、いろいろと真面目なことを考えるようになりましたね。それで、たまに真面目な配信もするよっていう(笑)。

――毎日、いろんなパターンの配信があるのが楽しいです。哲学的な話をしたり、ヲタクとして語ったり、メイクしたり、クローゼットを片付けたり、アプリゲームしたり。

森永 あぁ! 最近はゲームが多いですけどね(笑)。ちょっと『ツイステッドワンダーランド』にハマり過ぎちゃって! 

――この先どうなっていくのかも楽しみです。

森永 森永の日常を、配信していければと思っています。それが自分的にも苦痛にならないですし、会えないときも森永が普段なにしてるかもみなさんに届けられますし。わたしも楽しみながら毎日配信しています。

――アプガ(2)のオーディションの最初は、アイドルだからおしとやかにしてなくちゃ…という感じだったと、言っていましたよね。

森永 そう思ってオーディション受けたんですけど、途中で解ったんですよ…「無理だ!」って。それで自分を出すようにしたらそういう自分が好きだと言ってくれる人もいて、自分的には「あ? そうなんだ!?」って驚きました。いまもSHOWROOMでの日常配信が好きと言ってくれる人もいるので、もうどんどん自分を出していこうと思っています。

――アイドルファンは、けっこう裏表のないのが好きなんじゃないですかね。

森永 森永はもう、友だちの前でもこのまんまですから(笑)。

――アイドルとしての魅力も、才能もどんどん発揮されている森永さんですが…。

森永 いやいや、まだまだ全部が中途半端で。器用貧乏なんですよ。なんとなくはできるけど、なかなか極めるところまでいけないんです。

――そんな森永さんが、この先アイドルとしてやっていきたいことはなにかありますか?

森永 それこそ、SNSをもっとがんばりたいです。Instagramを極めたいなと思っていて、映える投稿を研究したり考えたりしてますね。どういう画角で撮った写真が、見られやすいのか、いいねがつきやすいのか、コメントがつきやすいのか。いろんなものを投稿して、常に研究していますね。あとはインスタグラマーとしてめちゃくちゃ成功されているかたの投稿を見て、どんな写真か、どんなファッションかとか、研究していますね。

――ちゃんと研究して、考えてやっているというのがわかりました!

森永 同期の2人は、もう「あぁぁ~ん! 可愛いねぇっ!!」ってなるようなタイプなので、それは任せようと思って。正直わたしも、そっちに行きたかったんですよ! でももう無理だと気づきましたし(笑)。それは2人に任せて、そういうのが好きなファンをがっつり掴んでもらって、わたしは別のほうでがんばる! というほうが、グループとしては効率がいいですよね。それでグループとして、活性化すればいいかなと今は思っています。

――3期メンバーはそういうところで、非常にバランスがいいですし、関係性もすごくいいですね。

森永 2人は年下ですけれども、アイドルとしては先輩なので、ステージでは頼っています。レッスンでも「いまのどうだった?」って2人に聞きますし、「いっしょに合わせよう」って言ってくれますし、2人がいると心強いんですよね。でもいい意味で3人とも、相手に干渉しすぎないところがいい距離感だと思っています。真面目な話もできるし、わちゃわちゃもできる。お友だちと言えばお友だちでもあるんですけど、ちゃんと仕事仲間なんですよ。2人といっしょなら…って思ってます(照)。

――では最後に、来年に向けてのアプガ(2)として、森永新菜個人としての目標を聞かせてください!

森永 今回のCDがいろいろなかたの目に届くように盛り上げて、老若男女問わずアプガ(2)の魅力を届けていき、アプガ(2)が掲げている目標であるZepp Tokyoでのライブを実現させたいと思っています。個人としては、飽き性なのでいろいろな新しいことに挑戦していきたいなと思っています。みなさんが「おっ!」と喜んでくれるものを用意できるように、がんばっていきたいです!!


さまざまなきっかけで、現在アプガ(2)のメンバーの中で才能を発揮している森永新菜。アプガ(2)のオーディション行こう、どんなときも諦めずに、腐ることなく前へ進んできたことがよくわかりました。まだまだ、さまざまな可能性を秘めていそうな彼女に注目です!

森永新菜/もりながにいな 2001年6月16日生まれ。東京都出身。19歳。「アップアップガールズ(2)新メンバーオーディション」に合格し、アプガ(2)の3期メンバーとして2019年3月3日加入。あだ名はにーな、になめぅ(本人考案)。美人だが強度のオタクという彼女の過去についてはインタビューを! 特技:韓国語、ダンス

文/アニメージュプラス編集部

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