■最終候補に残って…SHOWROOM審査での涙!?
――それで、最終候補に残って、みなさんにお披露目されました。3人は最終候補に残る自信はありましたか?
鈴木 まったく残るなんて思ってなくて。
青柳 私もです(笑)。
小山 私は自信はあったんですけれども、書類審査の結果が来るまでは、不安で、じたばたしていて。毎日何度もメール見たり、ポスト見に行ったりしてました。「あーやばいやばい、怖いよ-!」って。
鈴木 かわいい(笑)。
小山 それで二次審査の面接は、緊張していたんですけれど、ワクワクしかなくて。こんなに、ワクワクしたオーディションは初めてでした。そこまでは自信あったんです。でも最終候補に残って…周りがみんな個性がすごくて…そのあとは不安の日々でした(笑)。
――いや、せいちゃんも個性爆発してましたよ! 応援団すごかったですよ! インパクト大きかったです!
小山 いやいやいや! 個性ないですよ。中途半端な特技ばっかりなので、応援団の副団長だったときに自分で振り付けた型をやっただけで。特技がなくて、いつもオーディションで困っていたんです。
青柳 いやいや、個性すごかったよ!
鈴木 そうだよね!
――3人ともすごかったです(笑)。応援団に、手作り絵本読み聞かせに、般若心経って。
鈴木 ありがとうございます! 高校から演劇に携わっていて、自分は役者志望だったんですけど、一度書いてみようと思って、ひとりで50分の台本を書いたことがあったんです。それをみんなに見せたら、評判よくて、才能開花しちゃったんですよ! それでみんなで修正したものを演じたら、都大会の優秀賞を取ることができたんです!
青柳 すごーい!
鈴木 それが私の中でも自信になったし、いい経験だったので、オーディションに合格するために台本書いて絵本にしようと思ったんです。
青柳 私の般若心経は、ただ通っていた高校がそういう系だったので、毎日詠んでいたというだけで…だから練習も何もせずに、ぶっつけ本番でした。実は、歌もまったく練習せずにぶっつけ本番でした。
鈴木 えっ!
小山 そうだったんだ。
青柳 自分、オーディション受けること親に言ってなかったんで、家で練習することもできなかったので、歌詞だけ覚えて。
――それはある意味すごいです…。
青柳 二次審査の時もぜんぜん歌詞が出てこなくて、自分で作った変な歌詞で歌ったらサビの前に先生に止められました(笑)。
――そこからSHOWROOM審査に突入しました。
青柳 私はもう、古川さんに会えただけで満足だったので、SHOWROOMは何も考えずに、楽しいなーってしゃべってましたね。みんな、いろいろ企画してやっていたのに、私はしゃべっているだけという。
――この人おもしろいし、よくしゃべるなと思って見てました! これまでそういう経験はなかったんですよね?
青柳 はい。でも、友だち相手に、電話でずっとしゃべってました。5時間とかしゃべってて、途中で友だちは寝てたっていうこともありました。
鈴木 すごい(笑)。
小山 おもろい(笑)。
――めいちゃんとせいちゃんも、こういう配信は初めてだったんですか?
鈴木 初めてでした。
小山 私も、ほぼ初めてでしたね。
――お2人は、最初のうちは、しゃべるのが苦手そうだなと思って見ていました。
鈴木 そうなんですよ。SHOWROOMも、よく知りませんでした。私は言い間違いとか、ちっちゃいミスをしてしまうので、ミスしないようにと考えると全然しゃべれなくて。まあ一度、名字を言っちゃったりもしましたし(笑)。徐々に企画とか考えようと思ったんですけど、怖くてなかなかできなかったりしました。これをやると、誰かを傷つけてしまうかも…とか考えてしまって。
――でもだんだん、はっちゃけていきましたよね。
鈴木 やっぱり、素を見せることがみなさんに対して真摯に向き合うことだなと思うようになりました。「こんばんは、めいなです」じゃなくて、「やっほー! めいなだよ~!」って、後半は自分のありのままを配信しちゃいましたね。うるさいし、慌ただしいし、カオスだったと思います(笑)。
小山 私は、しゃべるのが苦手、日本語苦手なんです。だから自分を出さなきゃなと思っていたんですけど、なかなか慣れなくて…インターネットで “SHOWROOM 企画” とか検索したり、ほかのアイドルさんのSHOWROOMを見たりして学びました。
――めいちゃんとせいちゃんは、涙の配信もありましたよね。
鈴木 私、泣きましたっけ!?
――過去の話をしたときに、泣いてましたよ!
鈴木 ああ、泣きましたね。けっこう波瀾万丈な人生だったので(笑)。
――いろいろあったのに、明るくがんばっているんだというところに、自分も泣きました。
鈴木 人生山あり谷ありで! でもポジティブな感情を表に出したほうがいいんだよ~っていうのを、たくさんの人に知ってもらいたくって、それで過去の話をしたら、見てくれていたみなさんのコメントが優しくって、それで泣いちゃいましたね。
――せいちゃんは、配信できない日があって…。
小山 はい。家庭の事情で配信が出来ない日があって…1日やらないだけで、寂しかったし、不安だったし…それで1日ぶりに配信したときに、みなさんが優しくて、あたたかくて、泣いちゃいました。
青柳 かわいい~!
小山 実は、SHOWROOMできなかった日も、ひとりで泣いていたんですよ。だから、配信では絶対泣かないと思ってたんですけどね…。
――「泣かない泣かない!」って言いながら、泣いてましたよね!
鈴木・青柳 かわいい~~~!!!
――しっかりした子なのかと思ったら、なんだかポンコツなのもバレてきて、SHOWROOMでも素が出てくるようになったと思います。
小山 よかったです。ありがとうございます。
――SHOWROOM審査の中で、泣かなかったのはゆめみーだけじゃないかなと思うんですが…。
青柳 ですかねえ? まあ、SHOWROOM楽しい~、だけでしたからね。深い話は一度もせずに。何を話してても、終着点はヲタトークになるという(笑)。
鈴木・小山 (笑)
――みんな、おもしろいSHOWROOM審査でした!