• アップアップガールズ(2)中川千尋が語る自分自身「ちーこという仮説」【前編】
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2019.07.26

アップアップガールズ(2)中川千尋が語る自分自身「ちーこという仮説」【前編】

中川千尋/なかがわちひろ 2004年9月3日生まれ。静岡県出身。中学3年生、14歳。アプガ(2)の、2期メンバーとして2018年4月21日加入。そこからの彼女に関してはインタビューを! 特技:英語、極真空手、バイオリン


――なるほど、自分で決めて、積極的に動くようにしたと!

中川 それに…初の凱旋公演(6月22日に行われた静岡公演)で、自分って愛されていたんだって、実感できたんですよ。それも自信に繋がったのかもしれません。

――え!? そうだったんですね!

中川 会場にお花がものすごくたくさん届いたり…。

――あれは、メンバーの凱旋の中で一番多かったですね。

中川 びっくりしました! ファンのみなさんは、ユニコーンのサイリウムを用意してくださって! 開場中、ユニコーンだらけでした! ユニコーンが好きだって、あんまり言ったことなかったのに、ユニコーンの筆入れを使ってるっていうことくらいしか話してないのに…嬉しかったです。

 ちーこちゃんは意外とネガティブ? 

――ファンや周囲から、愛されてるとは思っていなかったんですか?

中川 基本的に「自分ってダメなんだ」と思っているほうなので…実はブラックなんです!

――ブラックと言うか(笑)、意外とネガティブですよね。

中川 ネガティブですね。ブログ用に自分の気持ちを書き出すと、すんごく暗いんですよ! アプガ(2)のブログは自由でマネージャーさんからの直しもほとんどないのに、ちょっと前までは暗すぎて、よくマネージャーさんに「直して」と言われてました。

――なるほど、そのくらい暗かったんですね。今年に入ってから、自分の気持ちをブログで描くようになりましたよね。

中川 自分にはソロで表現できる場所が少なくて、ブログしかないんですよ。なので、自分を出す場所にしようと思って。それまでは、その日にあったこととか、ありきたりなことだけだったんですけど、自分がいま考えていることをみなさんに伝えたくて、自分のことを書くようになりました。うわべだけ見せるんじゃなくて、芯から変わっていかなくちゃと思って、長文を書くようになりました。

――そう考えて、意識して内容を変えたんですね。そこから、ちーこちゃんのブログがアップされるのが楽しみになりました! 先日「team・princess」のリリイベを観ていたら、(仮)のファンの人がちーこちゃんのことを(2)ファンの人に聞いていて、そうしたら「ブログを読んでください! ブログがいいんですよ!」と勧めていましたよ。

中川 嬉しいです!! ファンのみなさんには、よくどうやってブログ書いているのと聞かれるんですけど、ただ自分の気持ちを書いているだけなんですよ。どうやってと言われても…。

――静岡との移動時間、新幹線の中で書いていたりするんですかね?

中川 そうです! 本当に新幹線の中が多いです。今日も半分くらい書いたんで、残りを書いたらアップします!

――ちーこちゃんのブログ、(2)ファンはみんな楽しみにしてますよね。

中川 よく言われます! 握手会で「早く次書いて」なんて言われると、〆切のある小説家さんみたいで、おもしろいなぁって思います(笑)。待っててくれているのは嬉しいですね。

――文章を書くのは、もともと好きだったんですか?

中川 好きです! 自分の感情とかは、ノートにずっと書いたりしてたんですよ。

――日記ではないんですか?

中川 日記は書きたくないんですよ。毎日書かなくちゃいけない、っていうのが苦手なんですよね。誰かにやらされてる感じが嫌いで。

――本を読んだりするのも好きですか?

中川 好きですね。最近はなかなか読めていないんですけど、小学校高学年の時とかずっと本を読んでましたね。

――それもブログに活かされてるんですね。

中川 ブラックな人間なんで。静かな中で、ひとりで本を読んだりするのが本当は好きなんです。

文/岩岡としえ

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