25周年を迎えた『忍者戦隊カクレンジャー』より「HG忍者戦隊カクレンジャー」が見参!本商品リリースを記念して、サスケ / ニンジャレッドこと小川輝晃さん、サイゾウ / ニンジャブルーこと土田大さんにインタビュー! おふたりは現在でも親交があるとのことでしたが、その会話はまさにサスケとサイゾウそのもの。「HG忍者戦隊カクレンジャー」を前に、当時の思い出を含めて、カクレンジャーへの想いを沢山お話頂きました。
■HG忍者戦隊カクレンジャー──さっそくですが、今回の商品(HG忍者戦隊カクレンジャー)のお話を受けて、いかがでしょうか?
土田 いや、正直びっくりしました。バンダイさん、今いろんなキャラクターを商品展開しているじゃないですか? 結構、僕はフィギュア関係が好きなので、いつもチェックしていてますが、ついにカクレンジャーまできたかと。
小川 たしか前にも“印籠”が……。
土田 「ドロンチェンジャー」ね。
小川 大人向けの商品がリリースされた時、「すげえな、これ買う人いるのかな」と思ったんですよ。でも、あとで「かなり売れた!」とお聞きして。
土田 そう、あの時僕も人から頼まれて、(ドロンチェンジャーに)サインした!
小川 そしたら今回、「また、カクレンジャーアイテムがきた!」みたいな。いやでも、これはね、欲しい! 僕はあまりフィギュアに興味のない方ですけど、これは欲しい!
土田 そうだね、これはレッドだけじゃなくて、全部そろえたいよね。
──ありがとうございます。ちなみに「HG忍者戦隊カクレンジャー」は5体セットになります。
土田 セットなんですか! それは良心的ですね。
小川 (商売的には)一個ずつのガシャポンのほうがいいんじゃないですか? そしたら、みんなそろうまで、絶対にまわしちゃうし(笑)。
──今回はプレミアムバンダイでの受注販売とさせて頂きました。実際のサンプルを見て頂いて、感想はいかがですか?
小川 指先の曲がり具合まで、似てますよ。どんなこだわり方してるのかと。
土田 ベルトの後ろのバックルまでリアルに再現してるなんて、すごいですよ。当時の商品でも、けっこう驚かされるものもありましたけど、今のフィギュアはものすごく細かいところまで再現されていますよね。例えばこの銃、「カクレイザー」まで腰のフォルスターに入ってる!
小川 これバックルも全員デザインが違うね。
土田 そうそう! そこもさ、ちゃんと墨入れしてあるんだよ。
小川 “墨入れ”とか専門用語を言っちゃうところがすごい(笑)。
土田 カクレイザーの赤いラインって、普通のフィギュアだったら黒で塗りつぶして終わりなのに、しっかりと再現されてるし。「秘剣カクレマル」だって“忍”の文字があるんだよ。
小川 え? ……本当だ! 5つのマークも入ってるよ、これ。
土田 ……なんでブルーを見てるの?
小川 いや、レッドを壊しちゃったら困るし。
土田 自分の(レッド)見なさいよ!
小川 いや、触りたいんだけど、触ると絶対に壊す……。
土田 昔からよくモノを壊すよね(笑)。
小川 撮影当時、いっつも怒られた……。
土田 力の加減がヘタクソだよね、昔から。
小川 あの、“印籠”あるじゃないですか?
土田 「ドロンチェンジャー」ね(笑)。
小川 序盤の撮影で「これ大事にしてください」と言われていたプロップ(撮影小道具)を、変身ポーズ時に手が滑って投げてしまって……。どこかの工場での撮影だったかなぁ? 壁に激突して大破させてしまいました。。。
土田 なんか若干覚えてる。「あぁー!!」って、みんなから悲鳴が(笑)。
小川 悲しい音がしましたね。。。
──で、そんなことを言いながら、小川さんはレッドではなくて、ブラックを手に取るんですね(笑)。
小川 そうですね(笑)。でも、ブラックでも、マスクの艶感と、スーツの艶消しとか、塗装も違っていて、リアルですよね。マスクの艶感は本当に、本物みたいにリアルだよね。もしかして、これって“スーパー戦隊フリーク”よりも、“スーツアクターフリーク”の方が欲しがるよね。リアルすぎて。
土田 ニンジャブルーは(スーツアクターの)宮崎剛さんそのものだもんね。